お茶でするダイエットには緑茶、梅干し、そして黒豆があります。何故、黒豆茶がダイエットにいいのでしょうか?
黒豆にはどのような効果があるのか
黒豆はダイズの品種の一つだといわれます。黒豆の料理は煮豆のイメージが強いのですが、これをお茶にするとどのような効果に生まれ変わるのでしょう。
黒豆の成分を調べてみますと、黒豆の黒皮(種皮)にはアントシアニンが含まれています。
アントシアニンと聞いてご存じの方もおられるかもしれませんが・・・・
アントシアニンとは赤や青紫色の天然色素であり、ビルベリーやブルーベリーなど青色の果物に多く含まれる水溶性フラボノイドの一種です。 植物に含まれるポリフェノール化合物の仲間であり、本来この色素は紫外線や寒冷ストレスから植物を守るために存在しています。
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つまり、アントシアニンというのは天然色素という事で、皮の色なんですね。ポリフェノール化合物の仲間にアントシアニンがあります。
アントシアニンについてこちらをご覧ください。
アントシアニンはビルベリーやブルーベリーなど青色の果物に多く含まれる水溶性フラボノイドの一種であります。
アントシアニンはブルーライトを始めとするさまざまな光刺激から目の疲労感を和らげる事ができ、光による炎症を軽減し目のピント調節力を改善する事が確認されています。
効能として、「異常な血管新生を抑制する」「高い抗酸化力で活性酸素による細胞の酸化を抑える」「血糖上昇抑制作用」「動脈硬化予防作用」「抗腫瘍作用」「アルツハイマー病の発症遅延」があります。
黒豆にこのような効能がありますから、普段から食べた方がいいかもしれません。しかし、黒豆には食物繊維がたくさん含まれているため食べ過ぎはよくありません。
黒豆茶について
黒豆茶の効能についてこちらのサイトをご覧ください。
- 高血圧の改善
黒豆ポリフェノールを含んだ黒豆をとることで、血液の流れがよくなり、高血圧が抑制できると考えられているのです。 黒大豆の煮汁を摂取することで高血圧が改善されたとする研究結果もありますし、中国の最古の草本書にも「黒豆をとることで解毒効果や利尿効果を得ることができる」とされています。
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- 便秘の改善
黒豆茶は、便秘やむくみを改善してくれるともいわれています。 黒豆茶には食物繊維が含まれていますし、カリウムも含まれています。 食物繊維は便秘解消のための成分として名高いものですし、カリウムはむくみを改善するための成分として非常に有名です。
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- むくみの改善
黒豆に含まれるアントシアニン系の成分、クロスミンやクロサンテミンが血流を促し、腎機能を高め体の中の不要な水分を排出する働きをサポートしてくれます。 また、微量ミネラルのカリウムが水分の排出を促し、むくみの解消にも。 漢方では昔から黒豆茶は、むくみと冷えの解消に使われているそうです。
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- 血糖値の改善
黒豆に含まれるアントシアニンは血流を促し、肝臓での糖代謝を促進すると言われています。 食前や食事中に飲んでおくことで、血糖値の急激な上昇を防いでくれると言われます。 なので、毎日飲み続けることをおすすめします。
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- 血管の健康維持
神戸大学とフジッコの共同研究で、黒豆茶に含まれる黒大豆ポリフェノールが血管の健康維持に有効な作用を持つことが示唆されたそうです。 血管の健康維持は動脈硬化の予防に加え、毛細血管の減少を抑制することによるシミやしわの予防にもつながると考えられます。
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- 肝機能の改善
日常的にお酒を飲み、肝機能が弱りがちな人にも黒豆茶がおすすめです。 黒豆茶に含まれるビタミンB1には、アルコールが分解される過程で必要となる酵素に代わって代謝を補助する働きがあります。
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- 冷え性の改善
黒豆に含まれている「サポニン」も優秀な成分です。 サポニンの効果としては動脈硬化予防がよく取り上げられますが、血行を良くする効果も持っています。 サポニンは冷え性の改善に効くとされており、有用な効果を示します。 このように、黒豆はそのまま食べるだけでも、冷え性に対して効果を示すものです。
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以上7つの効果効能でした。
ダイエットについて
神戸大学・中部大学・フジッコの共同研究によると、「黒大豆ポリフェノールのヒトに対する投与試験を実施し、動物だけでなくヒト(軽度肥満中高年男性)に対しても肥満抑制や脂質代謝
改善作用を有することを初めて明らかにしました。」とあります
参考: 黒大豆ポリフェノールの新研究成果を発表|フジッコ株式会社
神戸大学・中部大学・フジッコの共同研究によると、黒豆茶に含まれる黒大豆ポリフェノールの摂取は肥満の抑制につながると考えられるとの報告が出ています。
なんでも脂肪組織でのエネルギー消費の促進や、炎症性サイトカインの抑制を介する糖代謝の改善が、肥満を軽減させている可能性があるんだとか。
黒豆茶を飲むだけで痩せることを期待するのは酷ですが、ダイエット中の飲み物に黒豆茶を取り入れることは、理にかなっていると言っても良さそうです。
出典: kawashima-ya.jp
つまり、ダイエットは可能という事です。
黒豆茶の作り方
こちらのサイトに黒豆茶の作り方があります。作られる方は参考にして下さい。
補足説明
黒豆には、抗酸化効果が期待できるポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれており、血流を促し身体を温める作用があります。また、カリウムを多く含むため、むくみの防止に役立ちます。
「アントシアニン」には皮膚のコラーゲンを安定させる効果もあり、美肌のためにも、是非飲んでみて下さい。
「大豆サポニン」が脂肪燃焼を促進
黒豆茶には「大豆サポニン」という成分が含まれており、抗酸化作用があるだけでなく、脂肪の代謝を促す効果も期待されています。
鉄分は貧血予防に
黒豆茶にも鉄分が多く含まれています。
鉄分が不足すると下記の原因を引き起こします。
- 貧血の原因
- 皮膚炎が起きやすくなる
- 爪が弱くなる
- 白髪や抜け毛が多くなる
- 寝起きが悪くなる
ビタミンB1で疲労回復に効果的
黒豆茶にはビタミンB1も含まれており、「疲労回復」に効果があるといわれています。糖質を代謝させるために欠かせない栄養素でもあるので、疲労からの回復を早めたい人だけでなく、運動する人やダイエット中の人、アルコールを摂取する人は積極的に取られたらいいでしょう。
まとめ
黒豆茶は手軽にでき身体にとてもよく経済的だと思います。
【引用・参考元】:大黒豆の成分と健康機能、Food for Well-being、丹波篠山いのうえ黒豆農園、わかさの秘密(黒豆の成分情報)