Core Web Vitalsとは何かを初心者向けに解説。Search Consoleでの確認方法やLCP・INP・CLSの見方、WordPress(Cocoon)でできる改善方法、SEOへの影響や表示速度を向上させるポイントまでわかりやすく紹介します。
「Search Consoleで『Core Web Vitals』に問題が表示されたけれど、何を改善すればよいかわからない…」と悩んでいませんか?Core Web Vitalsは、ページの表示速度や操作性、レイアウトの安定性を評価するGoogleの重要な指標です。改善することで、訪問者が快適に利用できるサイトになり、SEOにも良い影響が期待できます。本記事では、Core Web Vitalsの基本的な意味から、Search Consoleでの確認方法、3つの評価指標(LCP・INP・CLS)の見方、WordPress(Cocoon)で実践できる改善方法まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。

Core Web Vitalsとは?基本をわかりやすく解説
Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)は、GoogleがWebページの「使いやすさ(ユーザー体験)」を評価するために導入した重要な指標です。
単にページが表示されるだけでなく、「どれくらい速く表示されるか」「操作しやすいか」「画面が安定しているか」など、実際にサイトを利用する人の体験を数値で評価します。
Search Consoleでは、Core Web Vitalsの状況を確認でき、改善が必要なページも把握できます。SEO対策だけでなく、訪問者が快適に利用できるサイト作りにも役立つため、定期的に確認・改善することが大切です。
Core Web Vitalsとは何か
Core Web Vitalsとは、Googleが定めたWebサイトの使いやすさを測定するための3つの重要な指標です。
現在は次の3項目で評価されています。
- LCP(Largest Contentful Paint):ページの主要なコンテンツが表示されるまでの速さ
- INP(Interaction to Next Paint):クリックやタップなどの操作に対する反応の速さ
- CLS(Cumulative Layout Shift):ページ表示中にレイアウトがずれる度合い
例えば、画像の表示が遅かったり、ボタンを押しても反応が遅かったり、広告が読み込まれて画面が大きく動くページは、Core Web Vitalsの評価が低くなる可能性があります。
Core Web Vitalsで評価される内容
- 表示速度
- 操作への反応速度
- レイアウトの安定性
- ユーザー体験(UX)
- ページの快適さ
Core Web Vitalsの概要
| 指標 | 評価内容 | 例 |
|---|---|---|
| LCP | 表示速度 | 画像やタイトルがすぐ表示される |
| INP | 操作性 | クリック後すぐ反応する |
| CLS | 画面の安定性 | 広告表示でもレイアウトがずれない |
GoogleがCore Web Vitalsを重視する理由
Googleは、「検索した人が快適に利用できるページ」を上位表示したいと考えています。
そのため、内容が優れているだけでなく、表示速度や操作性なども評価対象になっています。
例えば、同じ内容の記事でも、表示が速くストレスなく読めるページの方が、利用者の満足度は高くなります。
Googleが重視する理由
- 利用者が快適に閲覧できる
- ページの離脱率を下げられる
- 満足度の高い検索結果を提供できる
- スマートフォンでも見やすい
- 良いユーザー体験を評価するため
Googleが評価するポイント
| 評価項目 | 目的 |
|---|---|
| 表示速度 | 待ち時間を減らす |
| 操作性 | ストレスなく利用できる |
| 安定性 | 誤操作を防ぐ |
ページエクスペリエンスとの関係
Core Web Vitalsは、**ページエクスペリエンス(Page Experience)**を構成する重要な要素の一つです。
ページエクスペリエンスとは、ページ内容だけでなく、「安全性」「モバイル対応」「HTTPS」「広告の表示方法」なども含めた総合的な使いやすさを評価する考え方です。
つまり、Core Web Vitalsはページエクスペリエンスの中心的な評価項目といえます。
ページエクスペリエンスに含まれる要素
- Core Web Vitals
- HTTPS対応
- モバイル対応
- 安全な閲覧環境
- 快適な操作性
ページエクスペリエンスの構成
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| Core Web Vitals | 表示速度・操作性・安定性 |
| モバイル対応 | スマートフォンでも見やすい |
| HTTPS | 安全な通信 |
| 安全性 | 安心して閲覧できる |
SEOへの影響はあるのか
Core Web Vitalsは、Google検索ランキングのシグナルの一つとされています。
ただし、Core Web Vitalsだけで検索順位が決まるわけではありません。
Googleは、コンテンツの品質や検索意図との一致を最も重視しており、Core Web Vitalsは「ユーザー体験を評価する要素」の一つです。
例えば、内容が非常に優れた記事であれば、Core Web Vitalsが完璧でなくても上位表示されることがあります。一方で、同程度の品質の記事同士では、ページエクスペリエンスの差が順位に影響する可能性があります。
SEOで理解しておきたいポイント
- Core Web Vitalsはランキング要因の一つ
- コンテンツ品質が最も重要
- 表示速度も評価対象
- ユーザー体験の改善につながる
- SEOとUXの両方に役立つ
SEOとの関係
| 項目 | 影響 |
|---|---|
| コンテンツ品質 | ★★★★★ |
| 検索意図との一致 | ★★★★★ |
| Core Web Vitals | ★★★☆☆ |
| 被リンク | ★★★★☆ |
改善するメリット
Core Web Vitalsを改善すると、検索エンジンだけでなく、訪問者にとっても利用しやすいサイトになります。
表示速度が速くなることで離脱率の低下や滞在時間の向上が期待でき、結果としてSEOにも良い影響を与える可能性があります。
例えば、画像を最適化したり、不要なJavaScriptを削除したりすると、ページ表示が速くなり、スマートフォンでも快適に閲覧できるようになります。
改善するメリット
- 表示速度が向上する
- ユーザー体験が良くなる
- 離脱率の低下が期待できる
- SEO評価の向上につながる可能性がある
- コンバージョン率向上も期待できる
改善による効果
| 改善内容 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 表示速度向上 | 離脱率の低下 |
| 操作性向上 | 使いやすさ向上 |
| レイアウト安定 | 誤操作の防止 |
| ページ全体の最適化 | SEO・UXの向上 |
Core Web Vitalsの3つの指標
Core Web Vitalsは、Googleがユーザー体験(UX)を評価するために定めた3つの重要な指標です。
現在はLCP・INP・CLSの3項目で評価されており、それぞれ「表示速度」「操作への反応」「画面の安定性」を測定しています。
これらの指標を改善することで、訪問者が快適に利用できるサイトになり、SEOにも良い影響が期待できます。
LCP(Largest Contentful Paint)とは
**LCP(Largest Contentful Paint)**は、ページ内で最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間を表す指標です。
一般的には、メイン画像や大きな見出し、本文などが対象になります。
例えば、ページを開いてからメイン画像がすぐ表示されればLCPは良好ですが、大きな画像の読み込みが遅いとLCPの評価が悪くなります。
LCP改善のポイント
- 画像サイズを最適化する
- WebP形式の画像を利用する
- サーバー応答速度を改善する
- キャッシュを利用する
- 不要なJavaScriptを削減する
LCPの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 測定内容 | 主要コンテンツの表示速度 |
| 対象 | 画像・見出し・本文など |
| 改善例 | 画像圧縮・キャッシュ利用 |
INP(Interaction to Next Paint)とは
**INP(Interaction to Next Paint)**は、ユーザーがクリックやタップなどの操作を行ってから、画面が反応するまでの時間を測定する指標です。
2024年からは、従来のFID(First Input Delay)に代わる正式な指標として採用されています。
例えば、ボタンをクリックしても数秒反応しないページでは、INPの評価が低くなります。
INP改善のポイント
- 不要なJavaScriptを減らす
- 重い処理を分割する
- プラグインを整理する
- ブラウザの負荷を減らす
- サーバー処理を高速化する
INPの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 測定内容 | 操作への反応速度 |
| 対象 | クリック・タップ・キー入力 |
| 改善例 | JavaScript最適化 |
CLS(Cumulative Layout Shift)とは
**CLS(Cumulative Layout Shift)**は、ページ表示中にレイアウトがどれだけずれるかを測定する指標です。
例えば、記事を読んでいる途中で広告や画像が読み込まれ、ボタンの位置が移動して誤ってクリックしてしまうようなページは、CLSの評価が悪くなります。
画像や広告の表示領域を事前に確保することで、レイアウトのずれを防ぎやすくなります。
CLS改善のポイント
- 画像サイズを指定する
- 広告の表示領域を確保する
- Webフォントを最適化する
- 動的コンテンツを適切に配置する
- レイアウトが途中で変わらないようにする
CLSの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 測定内容 | レイアウトの安定性 |
| 対象 | 画像・広告・フォントなど |
| 改善例 | 画像サイズ指定・広告領域確保 |
各指標の良好・改善が必要・不良の基準
Googleでは、Core Web Vitalsの各指標について「良好」「改善が必要」「不良」の3段階で評価しています。
次の基準を目安に改善を進めましょう。
評価基準
| 指標 | 良好 | 改善が必要 | 不良 |
|---|---|---|---|
| LCP | 2.5秒以下 | 2.5~4.0秒 | 4.0秒超 |
| INP | 200ms以下 | 200~500ms | 500ms超 |
| CLS | 0.1以下 | 0.1~0.25 | 0.25超 |
覚えておきたいポイント
- LCPは表示速度を表す
- INPは操作への反応速度を表す
- CLSは画面の安定性を表す
- 良好判定を目指して改善する
- Search Consoleで定期的に確認する
指標ごとの改善優先順位
すべての指標を改善することが理想ですが、問題が多い項目から優先的に改善すると効率的です。
一般的には、LCP → INP → CLSの順で改善すると、利用者が体感しやすい効果を得られることが多いでしょう。
ただし、Search Consoleで特定の指標だけ「不良」と表示されている場合は、その指標を優先して改善することをおすすめします。
改善の優先順位
- Search Consoleで「不良」の項目を確認する
- LCPを改善して表示速度を向上させる
- INPを改善して操作性を向上させる
- CLSを改善して画面のずれを防ぐ
- 改善後は再測定する
改善優先順位の目安
| 優先順位 | 指標 | 改善内容 |
|---|---|---|
| ① | LCP | 画像・サーバー・キャッシュの改善 |
| ② | INP | JavaScript・プラグインの最適化 |
| ③ | CLS | 画像サイズ・広告領域の固定 |
Search ConsoleでCore Web Vitalsを確認する方法
Core Web Vitalsは、Search Consoleを使うことで、自分のサイトの問題点を簡単に確認できます。
レポートでは、**実際の利用者データ(Chromeユーザーの利用状況)**をもとに、表示速度や操作性、レイアウトの安定性が評価されています。そのため、単なる測定結果ではなく、実際のユーザー体験に基づいた改善点を把握できます。
ここでは、Search ConsoleでCore Web Vitalsを確認する手順を紹介します。
Search Consoleへログインする
まずは、Search Consoleへログインしましょう。
対象となるWebサイト(プロパティ)を選択すると、検索パフォーマンスやインデックス登録状況などを確認できます。
Core Web Vitalsも、この画面から確認できます。
確認手順
- Search Consoleへログインする
- 対象サイトを選択する
- 左側メニューを表示する
- Core Web Vitalsの項目を探す
- レポート画面を開く
最初に確認する項目
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ログイン | Googleアカウントでログイン |
| プロパティ | 対象サイトを選択 |
| メニュー | 左側メニューを開く |
「ウェブに関する主な指標」を開く
左側メニューから**「ウェブに関する主な指標(Core Web Vitals)」**をクリックすると、評価レポートが表示されます。
レポートでは、「良好」「改善が必要」「不良」の3段階でページの状態を確認できます。
例えば、「不良」と表示されている場合は、LCP・INP・CLSのいずれかに問題がある可能性があります。
レポートで確認するポイント
- 良好なURL数
- 改善が必要なURL数
- 不良のURL数
- モバイル・パソコンの評価
- 問題の種類
レポートの見方
| 表示内容 | 意味 |
|---|---|
| 良好 | 基準を満たしている |
| 改善が必要 | 一部改善が必要 |
| 不良 | 優先的な改善が必要 |
モバイルとパソコンの結果を確認する
Core Web Vitalsでは、モバイルと**パソコン(デスクトップ)**が別々に評価されます。
一般的に、モバイルの方が通信環境や端末性能の影響を受けやすいため、評価が厳しくなる傾向があります。
例えば、パソコンでは「良好」でも、モバイルでは「改善が必要」と表示されることがあります。
確認するポイント
- モバイルの評価
- パソコンの評価
- 両方の違い
- 問題が発生している端末
- 優先して改善する項目
モバイルとパソコンの比較
| 項目 | モバイル | パソコン |
|---|---|---|
| 評価 | 個別に測定 | 個別に測定 |
| 影響 | 通信速度の影響を受けやすい | 比較的安定 |
| 改善 | 優先度が高いことが多い | 確認も必要 |
問題のあるURLグループを確認する
Search Consoleでは、問題が発生しているページをURLグループとしてまとめて表示します。
同じ原因で評価が悪くなっているページがグループ化されるため、代表的なページを改善すれば、同じグループ内のページも改善されることがあります。
例えば、「LCPが遅い」というURLグループでは、画像サイズの最適化やサーバー速度の改善が有効です。
URLグループで確認する内容
- 問題の種類
- 対象URL数
- 代表URL
- 発生している指標
- 修正後の検証状況
URLグループ確認表
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題の種類 | LCP・INP・CLS |
| 対象URL | 同じ原因のページ |
| 代表URL | 改善対象のページ |
PageSpeed Insightsとあわせて確認する
Search Consoleだけでは、問題の詳細な原因まではわからないことがあります。
そのため、PageSpeed Insightsも利用して、改善点を詳しく確認しましょう。
PageSpeed Insightsでは、画像の最適化やJavaScriptの削減、サーバー応答時間など、具体的な改善案が表示されます。
例えば、「画像サイズを圧縮してください」「不要なJavaScriptを削除してください」といった提案を確認できます。
あわせて確認するポイント
- LCPが遅い原因
- JavaScriptの影響
- 画像サイズ
- サーバー応答時間
- 改善方法の提案
Search ConsoleとPageSpeed Insightsの違い
| ツール | 確認できる内容 |
|---|---|
| Search Console | 実際の利用者データによる評価 |
| PageSpeed Insights | 改善点・速度測定・診断結果 |
Core Web Vitalsが悪化する主な原因
Core Web Vitalsの評価が悪くなる原因は、一つだけとは限りません。
画像の容量が大きい、JavaScriptの読み込みが多い、サーバーの応答が遅いなど、複数の要因が重なることでLCP・INP・CLSの評価が低下することがあります。
まずは原因を正しく把握し、優先順位を付けて改善を進めることが重要です。
画像サイズが大きすぎる
画像サイズが大きすぎると、ページの読み込み時間が長くなり、LCP(Largest Contentful Paint)の評価が悪化しやすくなります。
特に、高解像度の写真をそのままアップロードすると、スマートフォンでは表示速度が大きく低下する場合があります。
例えば、5MB以上の画像を複数掲載すると、表示完了までに時間がかかり、利用者が離脱する原因になることもあります。
改善するポイント
- 画像を適切なサイズへ縮小する
- WebP形式を利用する
- 画像を圧縮する
- Lazy Load(遅延読み込み)を利用する
- 必要以上に大きな画像を使わない
画像による影響
| 原因 | 影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 画像容量が大きい | LCPが悪化する | 画像圧縮・WebP化 |
| 画像枚数が多い | 表示速度が低下する | 遅延読み込み |
JavaScriptやCSSの読み込みが重い
JavaScriptやCSSのファイルが多かったり容量が大きかったりすると、ブラウザがページを表示するまでに時間がかかります。
また、重いJavaScriptはINP(Interaction to Next Paint)の低下にもつながり、クリックやスクロールへの反応が遅くなる原因になります。
例えば、多数のアニメーションや不要なライブラリを読み込んでいるサイトでは、ページ表示や操作が遅くなることがあります。
改善するポイント
- 不要なJavaScriptを削除する
- CSSを最適化する
- ファイルを圧縮する
- 読み込みを遅延させる
- 使用していないコードを削除する
JavaScript・CSSの影響
| 原因 | 影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| JavaScriptが多い | INP・LCPが悪化 | 不要なコードを削除 |
| CSSが重い | 表示速度が低下 | ファイルを最適化 |
サーバーの応答速度が遅い
サーバーの応答速度(TTFB:Time to First Byte)が遅いと、ページの表示開始が遅れ、LCPにも悪影響を与えます。
アクセスが集中している時間帯や性能の低いサーバーでは、ページ表示まで時間がかかることがあります。
例えば、共用サーバーでアクセスが急増した場合、表示速度が一時的に低下するケースもあります。
改善するポイント
- 高速なレンタルサーバーを利用する
- キャッシュ機能を利用する
- CDNを導入する
- PHPを最新版へ更新する
- サーバーの負荷を確認する
サーバー速度の影響
| 原因 | 影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 応答速度が遅い | LCPが悪化 | 高速サーバーへ変更 |
| アクセス集中 | 表示が遅くなる | キャッシュ・CDN利用 |
広告や埋め込みコンテンツがレイアウトを崩している
広告やYouTube動画、SNSの埋め込みなどは、読み込み時にレイアウトが変化し、CLS(Cumulative Layout Shift)が悪化することがあります。
例えば、広告が後から表示されることで本文が下へ押し下げられると、読者が誤って別のリンクをクリックしてしまうことがあります。
改善するポイント
- 広告の表示領域を確保する
- iframeのサイズを指定する
- 埋め込みコンテンツの高さを固定する
- レイアウトが途中で変わらないようにする
- CLSを定期的に確認する
レイアウトが崩れる原因
| 原因 | 影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 広告の後読み込み | CLSが悪化 | 表示領域を確保 |
| 動画の埋め込み | 画面がずれる | サイズを指定する |
Webフォントの読み込みが遅い
Webフォントはデザイン性を高められる一方で、読み込みに時間がかかるとページ表示が遅くなることがあります。
また、フォントが切り替わるタイミングで文字の幅が変わると、CLSが悪化する場合もあります。
例えば、複数のWebフォントを読み込んでいるサイトでは、表示速度に影響することがあります。
改善するポイント
- 使用するフォントを減らす
- 必要な文字だけ読み込む
- font-displayを適切に設定する
- システムフォントも検討する
- 読み込み方法を最適化する
Webフォントの影響
| 原因 | 影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| フォントが多い | 表示速度が低下 | 使用数を減らす |
| 読み込みが遅い | CLSが悪化する場合がある | font-displayを設定 |
プラグインやテーマの影響
WordPressでは、プラグインやテーマがCore Web Vitalsへ影響することがあります。
不要なプラグインを多数導入すると、JavaScriptやCSSが増え、表示速度や操作性が低下する原因になります。
例えば、高機能なテーマでも不要な機能を多数有効にすると、ページが重くなる場合があります。
改善するポイント
- 不要なプラグインを削除する
- テーマを最新版へ更新する
- 高速化機能を利用する
- プラグイン同士の競合を確認する
- 定期的に速度測定を行う
WordPressで確認する項目
| 確認項目 | 改善方法 |
|---|---|
| 不要なプラグイン | 削除する |
| テーマ | 最新版へ更新 |
| 高速化設定 | 有効にする |
| プラグイン競合 | 見直す |
Core Web Vitalsを改善する方法
Core Web Vitalsを改善するには、表示速度や操作性、レイアウトの安定性を高めることが重要です。
一度にすべてを改善する必要はありません。Search ConsoleやPageSpeed Insightsで原因を確認し、優先順位を付けて取り組むことで効率よく改善できます。
ここでは、初心者でも取り組みやすい代表的な改善方法を紹介します。
画像を圧縮・WebP形式へ変更する
画像は、Core Web Vitalsの中でもLCP(Largest Contentful Paint)に大きく影響します。
容量の大きい画像をそのまま掲載すると、ページの表示が遅くなり、利用者の待ち時間が長くなります。
例えば、JPEG画像をWebP形式へ変換し、適切なサイズへ圧縮することで、画質を大きく損なわずにファイルサイズを小さくできます。
改善ポイント
- WebP形式を利用する
- 画像サイズを適正化する
- 圧縮ツールを利用する
- 必要以上に高解像度の画像を使わない
- アイキャッチ画像も最適化する
画像最適化の効果
| 改善内容 | 期待できる効果 |
|---|---|
| WebP形式へ変更 | 表示速度が向上する |
| 画像圧縮 | LCP改善が期待できる |
| 適切なサイズへ変更 | 読み込み時間を短縮できる |
キャッシュを活用する
キャッシュとは、一度表示したページや画像などのデータを一時的に保存し、次回以降の表示を速くする仕組みです。
ブラウザキャッシュやサーバーキャッシュを活用すると、ページの表示速度が向上し、LCPの改善が期待できます。
例えば、WordPressのキャッシュ機能を利用すると、同じページを何度も生成する必要がなくなり、表示時間を短縮できます。
改善ポイント
- ブラウザキャッシュを利用する
- サーバーキャッシュを有効にする
- キャッシュプラグインを利用する
- 定期的にキャッシュを更新する
- キャッシュ設定後は動作確認する
キャッシュの種類
| 種類 | 効果 |
|---|---|
| ブラウザキャッシュ | 再表示が速くなる |
| サーバーキャッシュ | サーバー負荷を軽減する |
| ページキャッシュ | 表示速度が向上する |
不要なJavaScript・CSSを削減する
JavaScriptやCSSが多すぎると、ページの表示や操作に時間がかかり、LCPやINPが悪化する原因になります。
不要なコードや使用していないプラグインを整理すると、ページ全体を軽くできます。
例えば、利用していないスライダー機能やアニメーション機能を削除するだけでも、表示速度が改善することがあります。
改善ポイント
- 不要なJavaScriptを削除する
- CSSを整理する
- ファイルを圧縮する
- 使用していないプラグインを削除する
- 必要な機能だけ読み込む
JavaScript・CSS最適化
| 改善内容 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 不要なコード削除 | INP改善 |
| CSS最適化 | 表示速度向上 |
| ファイル圧縮 | 読み込み時間短縮 |
Lazy Load(遅延読み込み)を利用する
Lazy Load(遅延読み込み)は、画面に表示されるタイミングで画像や動画を読み込む機能です。
ページを開いた瞬間にすべての画像を読み込まないため、表示速度の向上が期待できます。
例えば、記事の最後にある画像は、スクロールして表示されるまで読み込まれません。
改善ポイント
- 画像の遅延読み込みを利用する
- 動画にも遅延読み込みを設定する
- WordPress標準機能を確認する
- プラグインを活用する
- 表示速度を再測定する
Lazy Loadの効果
| 改善内容 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 画像遅延読み込み | LCP改善が期待できる |
| 動画遅延読み込み | 通信量を削減できる |
| スクロール時に読込 | 初期表示が速くなる |
広告や画像サイズを固定する
広告や画像の表示サイズが決まっていないと、読み込み時にレイアウトがずれ、CLS(Cumulative Layout Shift)が悪化します。
画像や広告の表示領域をあらかじめ確保しておくことで、画面のずれを防げます。
例えば、広告が読み込まれる前から表示スペースを確保しておけば、本文が突然下へ移動することはありません。
改善ポイント
- 画像サイズを指定する
- 広告枠の高さを確保する
- iframeサイズを指定する
- レイアウトを固定する
- CLSを確認する
CLS改善例
| 原因 | 改善方法 |
|---|---|
| 画像サイズ未指定 | 幅・高さを指定する |
| 広告表示でずれる | 広告枠を確保する |
| 動画埋め込み | サイズを固定する |
高速なサーバー・CDNを利用する
サーバー性能が低いと、ページの表示開始まで時間がかかり、LCPが悪化することがあります。
また、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用すると、利用者に近いサーバーから画像やファイルを配信できるため、表示速度の改善が期待できます。
例えば、アクセス数が多いサイトでは、高性能サーバーやCDNを導入することで、表示速度が大きく改善する場合があります。
改善ポイント
- 高速なレンタルサーバーを利用する
- CDNを導入する
- PHPを最新版へ更新する
- HTTP/2・HTTP/3に対応する
- サーバー負荷を定期的に確認する
サーバー改善の例
| 改善内容 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 高速サーバー | LCP改善 |
| CDN利用 | 画像表示が速くなる |
| PHP最新版 | 処理速度向上 |
WordPress(Cocoon)でできる改善方法
WordPressでCore Web Vitalsを改善する場合は、テーマやプラグイン、サーバー設定を見直すことが重要です。
特にCocoonは、高速表示を意識して設計された無料テーマのため、標準機能を活用するだけでも表示速度の改善が期待できます。また、画像の最適化やキャッシュ設定を組み合わせることで、LCP・INP・CLSの改善につながります。
ここでは、CocoonとXserverを利用している方でも実践しやすい改善方法を紹介します。
Cocoonの高速化設定を活用する
Cocoonには、ページ表示を高速化するための設定が用意されています。
例えば、HTML・CSS・JavaScriptの縮小(Minify)やブラウザキャッシュなどを利用すると、読み込み時間を短縮できる場合があります。
ただし、一度に多くの設定を変更すると表示崩れが起こることもあるため、1つずつ変更して動作確認することが大切です。
活用したい設定
- HTMLの縮小
- CSSの縮小
- JavaScriptの縮小
- ブラウザキャッシュ設定
- 高速化機能を必要に応じて有効にする
Cocoonで確認したい設定
| 設定項目 | 期待できる効果 |
|---|---|
| HTML縮小 | 表示速度向上 |
| CSS縮小 | 読み込み時間短縮 |
| JavaScript縮小 | LCP・INP改善が期待できる |
| ブラウザキャッシュ | 再表示が速くなる |
画像最適化プラグインを利用する
画像はCore Web VitalsのLCPへ大きく影響するため、画像最適化プラグインを利用すると改善効果が期待できます。
画像を自動で圧縮したり、WebP形式へ変換したりできるプラグインを利用すると、手間をかけずに画像容量を削減できます。
例えば、新しくアップロードした画像を自動で最適化できるプラグインなら、継続的な管理も簡単です。
改善ポイント
- 自動圧縮を利用する
- WebP形式へ変換する
- サムネイルも最適化する
- 大きすぎる画像を避ける
- 最適化後に表示を確認する
画像最適化の例
| 改善方法 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 画像圧縮 | 表示速度向上 |
| WebP化 | LCP改善 |
| 自動最適化 | 管理が簡単になる |
キャッシュ系プラグインを利用する
キャッシュ系プラグインを利用すると、一度生成したページを保存して再利用するため、ページ表示を高速化できます。
訪問者がページを開くたびにWordPressがすべての処理を行う必要がなくなるため、サーバー負荷の軽減にもつながります。
ただし、Cocoonの高速化機能やXserverのキャッシュ機能と重複する設定を有効にすると、不具合が発生する場合があります。
活用するポイント
- ページキャッシュを利用する
- ブラウザキャッシュを利用する
- キャッシュを定期的に更新する
- 重複設定を避ける
- 設定後に表示を確認する
キャッシュ利用の効果
| 種類 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ページキャッシュ | 表示速度向上 |
| ブラウザキャッシュ | 再表示が速くなる |
| サーバーキャッシュ | サーバー負荷軽減 |
不要なプラグインを整理する
WordPressでは、プラグインを増やしすぎるとJavaScriptやCSSの読み込みが増え、Core Web Vitalsが悪化する原因になります。
使用していないプラグインや機能が重複しているプラグインは整理しましょう。
例えば、同じ機能を持つSEOプラグインやキャッシュプラグインを複数利用すると、表示速度が低下したり設定が競合したりすることがあります。
整理するポイント
- 使用していないプラグインを削除する
- 機能が重複しているものを見直す
- 更新されていないプラグインを確認する
- 必要最小限の構成にする
- 更新後に速度測定する
プラグイン整理の目安
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 未使用プラグイン | 削除する |
| 重複機能 | 整理する |
| 更新状況 | 最新版へ更新する |
Xserver環境で確認したいポイント
Xserverでは、高速表示に役立つ機能が利用できます。
サーバーキャッシュや高速PHP、HTTP/2・HTTP/3への対応など、サーバー側の設定を確認することで、LCP改善が期待できます。
また、WordPress本体やPHPのバージョンを最新に保つことも重要です。
確認するポイント
- PHPを最新版へ更新する
- Xserverキャッシュ機能を確認する
- HTTP/2・HTTP/3に対応しているか確認する
- SSL設定を確認する
- サーバー負荷を確認する
Xserverで確認したい項目
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| PHP | 最新版を利用する |
| サーバーキャッシュ | 有効か確認する |
| HTTP/2・HTTP/3 | 利用できるか確認する |
| SSL | HTTPS対応を確認する |
改善後に確認する方法
Core Web Vitalsは、改善した直後に評価が変わるとは限りません。
Googleは実際の利用者データ(Chrome User Experience Report)をもとに評価しているため、改善後も一定期間データを収集してから結果が更新されます。
そのため、改善後は焦らずに測定と確認を繰り返し、継続的にサイトの状態を確認することが大切です。
PageSpeed Insightsで再測定する
改善作業が終わったら、まずはPageSpeed Insightsでページを再測定しましょう。
PageSpeed Insightsでは、現在のページ速度や改善点を確認できます。
例えば、画像をWebP形式へ変更した後に測定すると、LCPやパフォーマンススコアが改善しているか確認できます。
確認するポイント
- LCPが改善しているか
- INPが改善しているか
- CLSが改善しているか
- 新しい改善項目がないか
- モバイル・パソコン両方を測定する
PageSpeed Insightsで確認する項目
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| LCP | 表示速度 |
| INP | 操作への反応 |
| CLS | レイアウトの安定性 |
| 改善提案 | 新たな問題がないか |
Search Consoleで「修正を検証」を実行する
Core Web Vitalsを改善した後は、Search Consoleで**「修正を検証」**を実行しましょう。
この機能を利用すると、Googleが改善内容を確認し、問題が解消されたかどうかを検証してくれます。
例えば、LCPの問題を改善した場合は、対象のURLグループを開いて「修正を検証」をクリックします。
実行する手順
- Search Consoleを開く
- 「ウェブに関する主な指標」を選択する
- 対象の問題を開く
- 「修正を検証」をクリックする
- 検証結果を確認する
修正を検証する流れ
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | 問題を選択する |
| ② | 修正を検証する |
| ③ | Googleが確認する |
| ④ | 結果を待つ |
レポートが更新されるまでの目安
Core Web Vitalsのレポートは、リアルタイムでは更新されません。
Search Consoleでは、実際の利用者データを集計して評価するため、改善後に結果が反映されるまで時間がかかります。
一般的には、数日から数週間程度で変化が見られることがあります。
覚えておきたいポイント
- すぐには更新されない
- 実際の利用者データが必要
- 改善内容をGoogleが確認する
- URLグループ単位で更新される
- 焦らず待つことが大切
更新までの目安
| 確認項目 | 目安 |
|---|---|
| PageSpeed Insights | すぐ確認できる |
| Search Console | 数日~数週間 |
| 修正検証 | Googleが順次確認 |
改善しても数日~数週間かかる理由
Core Web Vitalsは、Googleが実際の利用者データ(フィールドデータ)をもとに評価しています。
そのため、改善しても利用者がページを訪問し、新しいデータが十分に集まるまで評価は更新されません。
例えば、アクセス数が少ないサイトでは、データ収集に時間がかかるため、反映まで長くなることがあります。
反映に時間がかかる理由
- 利用者データを収集するため
- Googleが再評価するため
- URLグループ単位で確認するため
- クロールだけでは更新されないため
- アクセス数が少ないサイトは時間がかかる場合がある
反映までの流れ
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 改善作業 | サイトを修正する |
| 利用者データ収集 | 新しいデータを蓄積する |
| Googleが再評価 | 改善状況を確認する |
| レポート更新 | 結果が反映される |
継続的に測定する重要性
Core Web Vitalsは、一度改善したら終わりではありません。
新しい記事の追加やプラグインの導入、広告の変更などによって、再び評価が悪化することがあります。
そのため、Search ConsoleやPageSpeed Insightsを定期的に確認し、継続的に改善を続けることが重要です。
継続的に確認するポイント
- 毎月PageSpeed Insightsで測定する
- Search Consoleを定期的に確認する
- プラグイン追加後に再測定する
- テーマ更新後に確認する
- 大幅なリライト後も測定する
定期チェックの目安
| タイミング | 確認内容 |
|---|---|
| 記事公開後 | PageSpeed Insightsで測定 |
| テーマ更新後 | Core Web Vitalsを確認 |
| プラグイン追加後 | 表示速度を確認 |
| 毎月 | Search Consoleを確認 |
Core Web Vitalsでやってはいけないこと
Core Web Vitalsは、スコアを上げることだけが目的ではありません。
本来の目的は、訪問者が快適に利用できるWebサイトを作ることです。そのため、数値だけを意識した改善を行うと、かえって使いにくいサイトになってしまうことがあります。
ここでは、Core Web Vitalsを改善する際に避けたい代表的な失敗例を紹介します。
スコアだけを追いかける
PageSpeed Insightsで100点を目指すことだけに集中するのはおすすめできません。
Core Web Vitalsは、ユーザー体験を改善するための指標です。スコアが高くても、読みにくかったり操作しづらかったりするサイトでは意味がありません。
例えば、便利な機能をすべて削除して速度だけを上げても、利用者の満足度が下がれば本末転倒です。
気を付けたいポイント
- ユーザーの使いやすさを優先する
- スコアだけを目標にしない
- コンテンツの品質も重視する
- SEOとのバランスを考える
- 改善後の使いやすさも確認する
スコア重視とユーザー重視の違い
| 考え方 | 特徴 |
|---|---|
| スコア重視 | 数値だけを改善する |
| ユーザー重視 | 使いやすさと速度を両立する |
画像を極端に劣化させる
画像容量を減らすために、画質を必要以上に落とすことは避けましょう。
確かに画像サイズを小さくするとLCPの改善につながりますが、写真や図表が見えにくくなると、読者の理解を妨げてしまいます。
例えば、文字入りの画像がぼやけて読めなくなると、記事の価値が下がる可能性があります。
改善のポイント
- WebP形式を利用する
- 適切な圧縮率を選ぶ
- 必要な画質は維持する
- 表示サイズを最適化する
- 圧縮後に表示を確認する
画像最適化の比較
| 方法 | 結果 |
|---|---|
| 適切な圧縮 | 速度と画質を両立できる |
| 過度な圧縮 | 画質が低下し読みにくくなる |
必要なJavaScriptまで削除する
JavaScriptを減らすことは有効ですが、必要な機能まで削除してしまうとサイトが正常に動作しなくなることがあります。
例えば、メニューが開かなくなったり、お問い合わせフォームが送信できなくなったりすると、利用者に大きな影響を与えます。
改善作業では、「不要なコード」だけを整理することが大切です。
注意するポイント
- 必要な機能を確認する
- 不要なJavaScriptだけ削除する
- 動作確認を必ず行う
- プラグインとの競合を確認する
- バックアップを作成してから変更する
JavaScript削除時の確認
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| メニュー | 正常に動くか |
| お問い合わせフォーム | 送信できるか |
| ボタン | クリックできるか |
モバイルだけ・パソコンだけしか確認しない
Core Web Vitalsは、モバイルとパソコンで別々に評価されます。
片方だけを確認して安心してしまうと、もう一方で問題が残っていることがあります。
例えば、パソコンでは「良好」でも、スマートフォンでは画像が大きく表示され、LCPが悪化しているケースもあります。
確認するポイント
- モバイルを確認する
- パソコンも確認する
- 両方の結果を比較する
- 問題がある端末を優先する
- 定期的に再確認する
確認対象
| 端末 | 確認内容 |
|---|---|
| モバイル | 通信速度・表示速度 |
| パソコン | 表示速度・操作性 |
改善後に再測定しない
改善しただけで満足してしまい、結果を確認しないのは避けましょう。
改善内容が正しく反映されているかどうかは、PageSpeed InsightsやSearch Consoleで確認する必要があります。
例えば、画像を圧縮したつもりでも、キャッシュの影響で改善されていない場合があります。
改善後に行うこと
- PageSpeed Insightsで測定する
- Search Consoleを確認する
- 「修正を検証」を実行する
- モバイル・パソコン両方を確認する
- 定期的に測定を続ける
改善後の確認手順
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | PageSpeed Insightsで測定する |
| ② | Search Consoleを確認する |
| ③ | 修正を検証する |
| ④ | 数日~数週間後に再確認する |
Core Web Vitalsでよくある質問
Core Web Vitalsについては、「SEOへの影響はどのくらいあるの?」「100点を取らないといけないの?」など、多くの疑問があります。
ここでは、初心者の方からよく寄せられる質問をQ&A形式でわかりやすく解説します。
Core Web VitalsはSEOにどれくらい影響しますか?
Core Web Vitalsは、Googleが公表している検索順位を決めるシグナルの一つです。
しかし、検索順位はCore Web Vitalsだけで決まるわけではありません。コンテンツの品質や検索意図との一致、専門性・信頼性など、多くの要素が総合的に評価されます。
例えば、内容が非常に充実した記事であれば、Core Web Vitalsが完璧でなくても上位表示されることがあります。
覚えておきたいポイント
- Core Web Vitalsはランキング要因の一つ
- コンテンツの品質が最も重要
- ユーザー体験の向上につながる
- 表示速度だけで順位は決まらない
- 継続的な改善が大切
SEOとの関係
| 項目 | 重要度 |
|---|---|
| コンテンツ品質 | 非常に高い |
| 検索意図との一致 | 非常に高い |
| Core Web Vitals | 重要な評価要素の一つ |
100点を目指す必要はありますか?
いいえ、必ず100点を目指す必要はありません。
Googleも100点を取得することを求めているわけではなく、Core Web Vitalsの評価基準で「良好」を満たすことを重視しています。
例えば、PageSpeed Insightsで90点前後でも、LCP・INP・CLSが基準内であれば十分良好と評価される場合があります。
大切な考え方
- 100点にこだわりすぎない
- 「良好」の基準を目指す
- 使いやすさを優先する
- コンテンツ品質とのバランスを取る
- 継続的に改善する
目標の違い
| 目標 | おすすめ度 |
|---|---|
| 100点だけを目指す | △ |
| 良好判定を目指す | ◎ |
| 使いやすいサイトを目指す | ◎ |
モバイルとパソコンで結果が違うのはなぜですか?
モバイルとパソコンでは、通信速度や端末性能、画面サイズが異なるため、評価結果も変わります。
特にスマートフォンは通信環境の影響を受けやすく、LCPやINPが悪化しやすい傾向があります。
例えば、パソコンでは問題なく表示される画像でも、モバイルでは読み込みに時間がかかることがあります。
確認するポイント
- モバイルとパソコンは別々に評価される
- 通信速度の違いが影響する
- 端末性能も評価に影響する
- 両方の結果を確認する
- モバイルを優先して改善することが多い
モバイルとパソコンの違い
| 項目 | モバイル | パソコン |
|---|---|---|
| 通信環境 | 影響を受けやすい | 比較的安定 |
| 端末性能 | 機種による差が大きい | 性能が高いことが多い |
| 評価 | 個別に測定される | 個別に測定される |
改善してもSearch Consoleに反映されません
Core Web Vitalsは、改善した直後に反映されるわけではありません。
Search Consoleは、Chromeユーザーの実際の利用データ(CrUX)をもとに評価しているため、新しいデータが集まるまで時間が必要です。
一般的には、数日から数週間程度で改善結果が反映されることがあります。
対応方法
- PageSpeed Insightsで確認する
- 「修正を検証」を実行する
- 数日~数週間待つ
- Search Consoleを再確認する
- 継続して改善する
反映までの流れ
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 改善する | サイトを修正する |
| データ収集 | 利用者データが集まる |
| Googleが再評価 | 改善状況を確認する |
| レポート更新 | 結果が反映される |
PageSpeed InsightsとSearch Consoleの数値が違うのはなぜですか?
PageSpeed InsightsとSearch Consoleでは、利用しているデータが異なるため、数値が一致しないことがあります。
PageSpeed Insightsは、その場で測定するラボデータと、実際の利用者データを組み合わせて表示します。一方、Search Consoleは、Chromeユーザーの実際の利用状況(フィールドデータ)をもとに評価しています。
そのため、同じページでも結果が異なる場合があります。
違いのポイント
- 利用するデータが異なる
- 測定方法が異なる
- 更新タイミングが異なる
- 両方を参考にする
- 改善点は共通して確認する
ツールの違い
| ツール | 特徴 |
|---|---|
| PageSpeed Insights | ラボデータと利用者データを表示 |
| Search Console | 利用者データを集計して表示 |
WordPressなら改善できますか?
はい、WordPressでもCore Web Vitalsは十分改善できます。
画像の最適化やキャッシュ機能の活用、不要なプラグインの整理、高速なテーマやサーバーの利用など、多くの改善方法があります。
例えば、Cocoonの高速化機能や画像圧縮プラグインを利用することで、LCPやINPの改善が期待できます。
WordPressでできる改善
- 画像をWebP形式へ変更する
- キャッシュ機能を利用する
- 不要なプラグインを削除する
- Cocoonの高速化設定を利用する
- 高速なレンタルサーバーを利用する
WordPress改善例
| 改善方法 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 画像最適化 | LCP改善 |
| キャッシュ利用 | 表示速度向上 |
| プラグイン整理 | INP改善 |
| 高速サーバー利用 | 全体的な速度向上 |
Core Web Vitalsを改善して快適なサイトを目指そう
Core Web Vitalsは、表示速度・操作性・レイアウトの安定性を評価するGoogleの重要な指標です。SEOだけでなく、訪問者が快適に利用できるサイトを作るためにも欠かせません。
改善するときは、PageSpeed InsightsやSearch Consoleで原因を確認し、画像の最適化やキャッシュの活用、不要なJavaScriptの削減などを優先的に行いましょう。また、改善後は「修正を検証」を実行し、結果が反映されるまで継続的に確認することが大切です。日頃からサイトをメンテナンスし、利用者にも検索エンジンにも評価されるWebサイトを目指しましょう。
今日覚えておきたい重要ポイント3つ
Core Web Vitalsで特に覚えておきたいポイントは次の3つです。
重要ポイント
- Core Web Vitalsは、LCP・INP・CLSの3つの指標でユーザー体験を評価します。
- 改善するときは、画像の最適化・キャッシュ・JavaScriptやCSSの見直しを優先しましょう。
- 改善後はPageSpeed InsightsとSearch Consoleで必ず再確認し、継続的に測定することが重要です。
Core Web Vitalsの3指標早見表
Core Web Vitalsの3つの指標を一覧で確認しておきましょう。
| 指標 | 評価内容 | 良好の目安 | 主な改善方法 |
|---|---|---|---|
| LCP | 表示速度 | 2.5秒以下 | 画像最適化・キャッシュ・サーバー改善 |
| INP | 操作への反応速度 | 200ms以下 | JavaScript最適化・不要なプラグイン整理 |
| CLS | レイアウトの安定性 | 0.1以下 | 画像・広告サイズの固定 |
改善前チェックリスト
改善作業を始める前に、現在の状況を確認しておきましょう。
チェックリスト
- □ Search ConsoleでCore Web Vitalsを確認した
- □ モバイル・パソコン両方の結果を確認した
- □ PageSpeed Insightsで原因を確認した
- □ LCP・INP・CLSのどこに問題があるか把握した
- □ 画像サイズやJavaScriptを確認した
- □ サーバーやキャッシュ設定を確認した
- □ バックアップを取得してから設定変更を行う
改善後の確認手順
改善後は、必ず結果を確認して効果を確かめましょう。
確認手順
| 手順 | 確認内容 |
|---|---|
| ① | PageSpeed Insightsで再測定する |
| ② | Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」を確認する |
| ③ | 必要に応じて「修正を検証」を実行する |
| ④ | 数日~数週間後にレポートを再確認する |
| ⑤ | 新たな問題が発生していないか定期的に確認する |
確認時のポイント
- モバイル・パソコンの両方を確認する
- LCP・INP・CLSが改善しているか確認する
- 新しいエラーが発生していないか確認する
- サイト更新後も継続的に測定する
- 定期的なメンテナンスを行う
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Core Web Vitalsを理解したら、Search Consoleのほかの機能も活用してサイト全体のSEOを改善していきましょう。
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参考元:
- Google Search Central
- Google Search Console ヘルプ
- Chrome Developers(Web Vitals)
- PageSpeed Insights
- web.dev(Core Web Vitals)
- Chrome User Experience Report(CrUX)
- Google 検索の基本事項(Search Essentials)
本記事は、Google Search Central、Google Search Console ヘルプ、Chrome Developers(Web Vitals)、PageSpeed Insights、web.devの公式情報をもとに作成しています。Core Web Vitalsの評価基準や改善方法、改善後の確認手順はGoogle公式ガイドラインに基づいて解説しています。
まとめ
Core Web Vitalsは、Googleがユーザーの使いやすさを評価するための重要な指標です。Search Consoleでは、LCP・INP・CLSの3つの指標を確認でき、表示速度や操作性、レイアウトの安定性に問題がないか把握できます。画像の最適化やキャッシュの活用、不要なJavaScriptの削減などを行うことで改善が期待できます。改善後はSearch ConsoleやPageSpeed Insightsで結果を確認し、継続的にサイトを最適化して、ユーザーにも検索エンジンにも評価されるWebサイトを目指しましょう。










