タイヤ交換は会社の車、自宅の車に関係なく必要になれば交換します。交換方法はディーラーさんとかガソリンスタンドに車を持って行き交換される方も多いかと思います。もし、ご自分で交換される際、フロアジャッキが不具合をおこしていたらどう対処されますでしょうか?
今回、不具合をおこしたジャッキを使える状態に修復する方法を解説します。
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ジャッキの不具合・原因
一般的にフロアジャッキが使えなくなる原因は、油圧オイルが不足してなる場合が多くあります。油圧オイル(ジャッキ専用)はカー用品を売っているところにあり、値段はそう高くありません。
交換にはプラスのドライバーとジャッキ専用オイルが必要です。
ジャッキオイルの交換・補充方法
【ジャッキオイルの交換】
- オイルプラグをはずし、リリースバルブを緩めてください。
- オイルプラグの穴を下向きにし、古いオイルを排出してください。
- 排出後、新しいオイルをオイルプラグより注入します。
- オイルの適量はリフティングアームを下限まで下げた状態で、オイルプラグの穴より油面まで約10ミリ程度が目安です。
手順1
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プラスのドライバーでオイルプラグを緩めます。オイルプラグを下向きにして古いオイルを排出
手順2
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オイルプラグよりジャッキ用オイルを注入
- ジャッキが上がらない場合は油量の不足またはエアー抜きが完全でないことが考えられます。
- ジャッキオイルを適正な量まで補充してエアー抜きをして下さい。
【エアー抜きの方法】
手順1
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ジャッキを水平な場所に置き、リリースバルブをゆるめます。
手順2
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オイルプラグを外します。
手順3
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ハンドルをアッセンブリーベースに落とし込み、上下いっぱいにポンプ操作をします。(素早く5~6回)
手順4
作業終了後はオイルプラグ(ボルト)をプラスドライバーなどで取り付けます。
※必ずジャッキ専用のオイルを使用して下さい。(粘度:ISO 32第4石油類危険等級Ⅲをお勧め)
※排出した古いオイルの処理方法については各自治体の指示に従って下さい。
【オイル交換の時期】
頻繁にジャッキを使用する場合は、良好な状態を保つために約一年毎にジャッキオイルの交換をして下さい。
【手入れ】
- 使用しない時はリフティングアーム、サドルは下げた状態にし保管して下さい。錆などによる動作不良を起こすときがありますので、雨や雪の当たる所、湿度の高くなる場所には保管しないでください。
- 使用しない時は清掃して必要に応じて可動部に注油して下さい。
- ジャッキオイルの量は常に確認して下さい。少ない場合は適量を補充して下さい。
経年使われたジャッキのメンテナンスの動画ですが、この動画をご覧になればジャッキ全般の不具合は対応できると思います。ご覧ください。
フロアジャッキが故障かと思われたら・・・
下記の内容を確認して症状が改善されないようでしたらジャッキを買われた販売店でご相談してください。
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まとめ
ご家庭でフロアジャッキを使いタイヤ交換をされる際、フロアジャッキが使えなくった時の対処方法をご紹介しました。タイヤ交換は会社でもされることが多いかと思いますが、その時ジャッキが上がらなくなった時、この対処方法を思い出してください。
【参照元】
ジャッキの取説より