【黒】ニンニク、知れば知るほど素晴らしい効果・効能

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テレビとか雑誌などによく見かける黒ニンニク、美容とか健康などに期待が持てるといわれ注目されています。しかし、いくら美容とか健康にいいと聞いても初めての食材、なかなか手は出ません。

そこで、黒ニンニクにはどのような栄養があり、どのような効能があるのか、また、作り方、保存などを解説します。

出典:写真AC

黒ニンニクについて

黒にんにくを世界に広めた佐々木甚一教授
2006年3月に、元国立弘前大学医学部保健学科の佐々木甚一教授は「黒にんにくには、人間が本来もつ、さまざまな機能を活性化させる作用がある」と発表しました。
この発表によって、黒にんにくが美容や健康増進に効果が期待できることが注目されるようになり、結果的に黒にんにくは日本のみならず世界的に広まりました。
その勢いはとどまることがなく、今もなお、アジア圏やアメリカ、ヨーロッパなどへ広がりを見せています。

出典: www.e-ninniku.com

現在の「熟成ニンニク」を開発されたのは、株式会社元気の創業者の濱野濱助氏です。「にんにくをなんとかして食べやすい製品を作れば、全国の皆さんに喜んでもらえる」という信念のもとに開発されたのが、世界初の「無添加熟成法」です。これにより全国各地で生産・販売されるようになりました。

生ニンニクについて

生ニンニクにはビタミンCやビタミンB6、マンガンなどが豊富に含まれ、ほかにもビタミンA、B1、B2、B12、D、Eや、カルシウム、銅、鉄、リン、カリウム、セレンなどのミネラル類がたくさん含まれています。

効果には、疲労回復やアリシンを加熱することにより血液をサラサラしたり、血行促進したりします。他に免疫アップや動脈硬化予防、冷え性の解消などの効果もあります。

生ニンニクには強力的な殺菌作用がありますので生のまま食べると下記の状態になりますので注意しましょう。

・胃腸の荒れや下痢が起こる。
・腸内の悪玉菌と一緒に善玉菌も殺してしまう。
ということもあります。

これはにんにくの殺菌成分「アリシン」が原因です。

出典: kawashima-ya.jp

黒ニンニクの栄養素

黒ニンニクは含まれる栄養素(抜粋)「参照元:にんにく・黒ニンニク成分分析データ 比較表

  • ポリフェノール ➡強力な抗酸化作用、生活習慣病予防
  • グルタミン酸➡アンモニア解毒・利尿、脳の活性化、脂肪燃焼
  • アルギニン➡免疫反応の活性化(疲労回復・肥満改善・成長ホルモン促進)
  • アスパラギン酸➡利尿、疲労回復、アンモニア」解毒、スキンケア効果
  • シスチン➡美肌美白、老化防止、ケラチン構成(髪、爪、肌の保持)

黒にんにくは栄養成分がパワーアップ

黒にんにくには熟成過程で

・アルギニン
・S-アリルシステイン
・シクロアリイン
・プロリン
・ピログルタミン酸
などの成分が増加します。
さらにアミノ酸量も増え、その量はにんにくの数倍にも。

現在はさまざまなメーカーにより商品化されていたり、手作りを取り入れたりして、黒にんにくが比較的手に入りやすくなっています。

しかし熟成温度や湿度、期間によって熟成度合いは異なり、成分量にも違いがあります。
ある商品では

・アルギニンが3倍
・ S-アリルシステインが16倍
・総ポリフェノールが6倍
・アミノ酸各種2~7倍
と増加することが、分析結果から明らかになっています。

商品を選ぶ時は、栄養価のより高い黒にんにくを選ぶことがとても重要なのです。

出典: kawashima-ya.jp

黒にんにくは、長時間熟成させたことにより、働き・抗酸化がパワーアップしました。

  • S-アリルシステイン➡強力な抗酸化作用と抗がん作用
  • ポリフェノール➡動脈硬化などに効果

ポリフェノールと「S-アリルシステイン」との相乗効果で通常のにんにくの約10倍の抗酸化力があるといわれ、美容と健康にも役立つことが注目されています。

黒にんにくは食物繊維のかたまりと言えるほど食物繊維が豊富に含まれ、お腹ぽっこりを治したい人に黒にんにくがスッキリとサポートしてくれます!

「シクロアリイン」はポリフェノールの一種で、「中性脂肪・血中コレステロールを抑える」、「代謝を高める」、「血液をサラサラにする」などの働きがあります。

【気になる質問】

「一日にどのくらい食べればよいか」、という質問がありました。

その回答がこちらです。

黒にんにくは通常一日に1片から3片程度を目安にお召し上がり下さい。個人の体調、体質等にもよりますのでご心配な方は少量から黒にんにくをお試し下さい。

出典: www.e-ninniku.com

黒ニンニクを食べて口臭や体臭に出るか、という質問がありました。

その回答がこちらです。

白いにんにくを長期間熟成させることで熟成期間に本来あったにんにく臭の原因であるイオウ化合物が取り除かれ臭いが消えます。
毎日食べても口臭や体臭が気になりません。

出典: yamada-gp.main.jp

【黒ニンニクは下記の症状の方に最適です】

  • 最近疲れやすい
  • 寝つきが悪い
  • 夏でも身体が冷える
  • 身体がだるい
  • 食欲がわかない
  • やる気が出ない
  • 朝起きるのが辛い
  • 階段上り下りが辛い
  • 若々しくいたい
  • お肌の調子が気になる

黒ニンニクの作り方

黒ニンニクの作り方

【黒ニンニクの作り方】炊飯器で失敗しない黒ニンニク熟成
【黒ニンニクの作り方】炊飯器で失敗しない黒ニンニク熟成黒にんにくの作り方を炊飯器で簡単にできるレシピのご紹介ですシニア世代には必要な簡単お手軽健康食品です世界一受けたい授業でもいろんなテレビ番組や健康番組でもニンニクの効能を紹介してます難か...

黒にんにく作り(低臭対策)

黒にんにくの保存方法

<常温保存>

新聞紙でくるんだり、紙袋やネットに入れたりして、日陰で涼しく風通しのよいところに置きます。手作りの場合は品質などによりますが、市販品だと1~2か月ほど保存が可能です。

<冷蔵庫保存>

ジップロックなどで密閉して冷蔵庫に入れます。最初は密閉せずに黒にんにくの温度をしっかり下げ、その後で密閉するとなおよいです。6か月ほどであれば、品質を保った状態でおいしく食べられます。

<冷凍庫保存>

ジップロックなどで密閉して冷凍庫に入れます。冷凍前に皮をむくかむかないかはお好みで。ガチガチに凍ることがないため、取り出してすぐでも、常温に戻してからでも食べられます。最も品質が変わりにくく、1年ほど品質を維持したままでの保存が可能です。 

まとめ

生ニンニクを黒ニンニクにすることにより栄養成分がアップされます。抗酸化作用によりポリフェノールと「S-アリルシステイン」との相乗効果で美容・健康にも役立つことが注目されています。また、黒ニンニクは食物繊維が豊富に含まれていますからお腹ぽっこりを治したい人にスッキリとサポートしてくれます。味はプルーンや干しぶどうのようなフルーティで甘酸っぱい味でとても食べやすいです。

【引用・参考元】:桜江町桑茶生産組合(にんにくの効果・効能!効果的な食べ方や食べ過ぎの危険について)、Food for Well-being(黒にんにくの効果・効能とは|作り方や効果なしと言われる要因を検証)、現代農業(じっくり保温で羊羹のような黒ニンニク)、枝豆とブルーベリーの楽園岩崎ファーム(黒にんにくの作り方と保存方法)

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