白菜を使った漬物で、「ゆず、昆布、唐辛子を使った方法」、「塩漬け」、「朝鮮漬け」を紹介します。手軽にでき、朝漬けて夕方食べれる即席漬け、1~2日漬け込んで食べる漬物、そして最後に朝鮮漬けです。どれも2~3日で食べきります。備忘録に書いていたものを公開しました。
白菜の即席漬け
これは朝漬けて晩に食べられる白菜の即漬けです。サラダ代わりに少しずつ漬け、2~3回で食べきれるように作ります。
【材料】
- 白菜 1kg
- 塩 25g
- ゆず、昆布、赤トウガラシ
【作り方】
白菜は、1枚ずつはがして水洗いします。何枚か重ね、水けのあるうちにザクザクと3~4cmくらいに切り、25gの塩をまぶして重石を置きます。
2~3時間ほどで水が上がってきますので、上がってきた水気を絞ります。この時点では、まだ、完全にはつかりきっていませんから塩味は薄いです。塩味が利いた方がよければ、塩を少し足します。
ここから本漬けに入ります。昆布を角切りにし、赤トウガラシ、ゆずの皮としぼり汁を少し加え重石をします。
※ここで2度漬けをするのは、ここでたくさん出た汁を捨てることによって、昆布やゆずの美味しい味を薄めないためです。
水気が上がったら重石を外して、全体に昆布の味がまわるようにしばらくおきます。味が全体にまわったら、少し水が上がる程度に軽い重石をして食べるまでおいておきます。
味が変わらぬうち(2~3日)で食べきりましょう
※重石がおもすぎると固くなってしまいます。
白菜の塩漬け
白菜は酸味が出やすいので、少人数家族でしたら4株くらいずつこまめに漬けた方がいいです。
下漬け
材料
- 白菜 2株
- 塩 白菜の目方の4%
【手順】
- 白菜を4つ割にします。株の方にもう1本包丁を入れて洗い、天日で1日干します。
- 容器に塩をふり、白菜をすきまなくつめます。すきまなくつめる事がおいしさを作るコツです。
- 塩をふり、白菜を重ね、一番上に残りの塩を全部ふって、押し蓋をのせ、重石をのせます。
- 一晩で水が上がりますので、重石を軽い物に変え、のせておいた白菜が水につかっている状態にします。
- 水が上がったら、下漬けの半分を卓上の漬物器に漬け直します。
※半分の白菜のわり方ですが、白い軸が詰まった固い部分だけを切り、後は両手で割くのがコツです。
本漬け
【材料】
- 塩 小さじ2杯
- 昆布 20cm
- ゆず 少々
- 赤トウガラシ 少々
【漬け方】
下漬けの白菜をザルにとってゆるく水気をきり、卓上漬物器に塩と白菜を交互に入れ、一番上に昆布、へぎゆず(ゆずの皮を小さくそいだもの)、輪切りのトウガラシをのせ、半日ほど重めのオモリを置き水が上がってきましたら軽めの重石に変えます。
※いつまでも重めの重石を置いておきますと白菜の繊維を痛めてしまいますので、水が上がった時点で軽めにする必要があります。
味が変わらぬうち(2~3日)で食べきりましょう
朝鮮付け(キムチ)
下漬けした白菜の葉にアミの塩辛、ダイコン、ニンジン、すりおろしのリンゴなど、薬味をはさんでもう一度つけます。
辛さの調整は、好みですからトウガラシの量は各自調節して下さい。
【材料】
- 下漬け白菜 1株分(ダイコン 350g、人参千切り 150g、塩 小さじ2杯
- ショウガ みじん切り 1片分
- ニンニク みじん切り 1片分
- アミの塩辛 大さじ 1杯
- リンゴ(紅玉か富士)すりおろし 小1個
- 赤トウガラシ 粉 小さじ 1杯
- パプリカ 小さじ1杯
【作り方】
ダイコンと人参はごく細かい千切りにし、小さじ2杯の塩をして一晩おきます。ショウガとニンニクをみじん切りにしておき、リンゴはすりおろしておきます。
前の晩千切りにしておいたダイコンと人参から水がたっぷり出ていますので、その水気を絞ってボールに入れ、ショウガ、ニンニク、アミの塩辛、すりおろしリンゴ、赤トウガラシの粉、パプリカとをよく混ぜ合わせます。
できた具を白菜の葉、2~3枚ずつ間をおいて茎の方に一握りずつはさみ込み、容器の中に重ねるように軽い重石をしておきます。酸味が少しあった方がいいので、新たに塩は振りません。
4~5日で食べられ半月くらい持ちます。
まとめ
白菜の漬物3種ご紹介しました。一般的によく作られる3パターンですが、好みは各家庭で違います。各家庭の味を出して作ってください。
【参照元】
備忘録として残していたものを公開しています。