【堤防・磯】アオリイカ、春・秋、シーズンごとの攻略法

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春、秋がアオリイカのシーズンとなります。春には春の、秋には秋の釣り方がありますので、それを知る事で釣果が上がります。参考にしてみて下さい。

出典:写真AC

春、秋の釣り方

擬餌バリを使った釣りの中で、特に人気が高いのがアオリイカのエギングです。過去数年のブームは過ぎ去り、釣り場も以前ほどの混雑はありませんが、シーズンになると依然として多くの釣り人が有名なポイントを訪れます。アオリイカは釣って楽しく、食べて美味しいため、その人気もうなずけます。

一般的に、アオリイカの寿命は1年と言われています。夏に孵化したイカは、秋から冬にかけて成長し、春になると産卵して一生を終えるとされています。興味深いことに、アオリイカの産卵シーンはスキューバダイビング愛好者にも大変人気があり、シーズン中は毎日のように産卵床の周りでダイバーが観察を楽しんでいます。しかし、あるダイビングインストラクターによると、毎日潜っているにも関わらず、産卵後に力尽きて死んだアオリイカの姿を見たことがほとんどないとのことです。そのため、アオリイカの寿命が本当に1年なのかどうかは確証が持てないようです。

いずれにしても、通説によればアオリイカの寿命は1年で、その周期の中でさまざまなステージがあります。成長し終わったアオリイカは最大で4〜5kgにもなることから、季節によって釣り方や装備が変わるのは当然のことです。

岸釣りエギングのシーズンは大きく2つに分けられます。3〜7月頃は成長し終わった大型を狙う春シーズンの釣りであり、9〜11月は成長期のアグレッシブな小型を数釣りする秋シーズンです。今回は、前回解説した基本テクニックをベースにしながら、それぞれのシーズンに合わせた応用方法を紹介しましょう。

エギ選びは3.5号を基準に

各メーカーのエギのラインナップの中心は、3.5号ノーマルタイプです。これは長さ約10.5cmで、重さは約20gで、水深1mあたり約3秒かけて沈んでいきます。この基本的な仕様は、メーカーによってわずかな差異はあれど、大きく変わることはありません。

アオリイカのエギングでは、この3.5号ノーマルタイプさえあれば十分と言っても過言ではありません。実際、周年通して、3.5号のサイズで、しかも同じ種類のエギを使い続けるベテランもいます。同じエギを使い続けることで、微妙な潮の流れの変化や、イカのアタリを感知する感覚を磨くことができるとされています。これもまた、熟練の一環です。

ただし、春と秋ではイカのサイズや狙うポイントが異なります。当然、状況に応じて、エギのサイズだけでなく、沈下速度やカラーなども使い分けるのが一般的な戦略です。

春シーズンは、アオリイカのサイズが大きく、ポイントも深い傾向にあります。基本的には3.5号のノーマルタイプを使い、それから大きいサイズに変えていくのが一般的です。より深い場所で底を取るためには、3.5号のディープタイプや4号を使うと効果的です。

カラーの選択に関しては、特に下地のテープの色を重視します。春濁りの海でも目立つ金テープや、シルエットがはっきり出る赤テープ、様々な色を組み合わせてアピール力を高める虹テープなどがあります。また、夜光ボディも効果的です。

一方、秋シーズンは夏に孵化したアオリイカが成長する時期です。小型のイカが多く、3.5号に収まらない場合は3号や2.5号に変えていくと良いでしょう。秋のイカは成長のために積極的にエサを捕食し、浅場に出てくることが多いです。このような場面では、イカの反応を目で確認しながら、それに合わせてエギを操作するサイトフィッシングが有効です。明るい色のエギが効果を発揮しなくなった場合には、茶系の控えめな色や、イワシやアジを模した自然な色のエギを試してみてください。

エギの種類と使い分け

【春に適したエギ】

狙うポイントで底を取るための適切な重量が絶対条件です。エギのサイズは主に3.5号を中心に据えつつ、それ以上の重さも準備しておくべきです。ディープタイプのエギも頻繁に使われます。カラーリングに関しては、ピンクやオレンジの表面が人気ですが、同じ色の表面でも、金や赤、虹など、下地のバリエーションを変えておくことが重要です。

【秋に適したエギ】

この季節はさまざまなサイズが求められるため、3号や2.5号の準備が不可欠です。カラーに関しては、表面の背景がピンクやオレンジ、蛍光グリーンなど視認性の高いものを中心に選びますが、反応が悪い場合に備えて地味な色も持っておくことが重要です。小型のエギは、春の神経質なイカを狙う際にも効果的です。

【ディープ】

サイズはそのままに重量をアップしたディープタイプ。

【ケイムラ】

蛍光ムラサキは、紫外線に反応して青白く光るボディカラーで、近年注目されています。古くからイカ釣りの場でプロが使用し、実績を上げてきました。

スリムな大分型が人気

エギは、300年以上前に誕生したとされています。九州を中心に、枕崎型、宮崎型、青野型、池田型など、さまざまな形状が生まれましたが、現代のエギングでは「大分型」が主流となっています。大手エギブランドのヨーヅリやヤマシタのエギも、大分型をベースに設計されています。この形状は、頭部が細くなっており、水を切りやすく、シャクリが軽く、ロッドの動きに敏感であり、左右のダートも大きく出る特長があります。

エギの特徴的なハリは「カンナ」と呼ばれ、ハリの本体の付き方によってレの字型やコの字型などに分類されます。レの字型はステンレス製で、ある程度伸びて根掛かり時も回収がしやすく修復も容易です。一方、コの字型はカーボン製でハリ先が鋭く、刺さりが良いです。また、全周にカンナが付いている全傘と、上半分だけにカンナが付いている半傘があります。半傘は海藻まわりでの使用時に根掛かりを軽減できますが、全傘がアオリイカの掛かりを増やす可能性があるため、最近は全傘が主流となっています。

エギの重さに関しては、深い場所を攻めたい場合、エギの大きさを変えずに重くしたいならば、ディープタイプの使用が推奨されます。ノーマルタイプの周囲に糸オモリを巻くこともできますが、沈下のバランスを保ちながら重さを増やすことは難しいため、一時的な処置として考えるべきです。専用品はそれぞれのエギに最適なバランスで設計されているため、アオリイカが好む姿勢で沈下します。

エギのタイプと使い分け

【ダート型】

大分型などのエギは、上から見たときに頭部が細くなっており、シャクった際の抵抗が軽く、水を切って左右に大きく動く、いわゆるダートアクションが得意です。また、フォール中も細い形状のため、水を切ってスムーズに沈んでいきます。そのため、潮流の影響を受けにくく、底を取りやすいというメリットもあります。

【跳ね上がり型】

最近、注目されているのが、頭部の形状が太いタイプのエギです。この形状は、跳ね上がりが大きいため、アピール力が高く、藻場などを攻める際も根掛かりしにくい特徴があります。また、広い投影面積によって水を押し込みながらフォールするため、感度が良く、潮流の変化やシャクリの感覚がしっかりと手元まで伝わってくるのも特徴です。

エギの動きに影響を与えるもの

【スナップ】

エギとリーダーを接続する際には、エギの動きを向上させるために、直接結ぶよりもスナップを使う方が効果的です。特に小さなエギを使用する場合は、小さなスナップを選ぶことが重要です。

【カンナ】

レ型のカンナは、ハリの隙間が狭いと沈下時に水膜が形成され、エギがゆっくりと沈んだり、隙間が広いと絡まったゴミが外れやすくなるなど、それぞれに長所があります。

【羽根】

エギの羽根は、沈下時の姿勢を調整するバランサーの役割を果たします。さらに、羽根がユラユラと揺れることで、イカを誘引する効果もあるとされています。

重要なのは底を取る事

春は、産卵を控えた大型のアオリイカが釣れるシーズンです。キロを超えるイカだけでなく、場所によっては4〜5kg以上のサイズを狙えることもあります。

春イカのシーズンは、一般的に2月頃から始まりますが、これは黒潮の影響が強い地域での話です。水温が重要で、一般的には16℃を超えると釣果が安定するとされています。深場にいたアオリイカが産卵のために浅場に上がってくるため、水深15mぐらいまでの浅場が狙い目となります。たとえば、紀伊半島では、2月に南紀で釣れ始め、それから6月の紀北まで、釣れるポイントが北上する傾向にあります。

関東の場合、水温が16℃を超えるのは4月頃です。イカが浅場に上がり、釣果が安定するのはGW前後からで、産卵行動のピークは6月頃です。産卵行動は地域によって異なり、遅い地域では7月まで続くこともあります。

春イカは、産卵に関連した狙い方が重要です。狙いのポイントは、産卵場所である浅場の海藻や根の周りです。深場が近くにあるとさらに良いです。また、春イカは底付近にいることが多く、上の層までエサを追いかけることは少ないため、エギをきちんと底に着底させることが重要です。ズル引きという方法もありますが、根掛かりや海藻に隠れてイカが見つけにくくなるというリスクがあります。そのため、しっかりとシャクって、エギを跳ね上げてイカにアピールすることが大切です。

春イカの攻略法

春は、基本的に底を狙うことが重要です。秋のようにイカが浮いている状況は、小魚が浅場に入っている場合を除いて、あまり見られません。シャクリは強く、高く行うのが理想的です。エギをシャクったら必ず着底させ、次にシャクるという手順を丁寧に繰り返しましょう。足元まで注意を払い、イカを誘い続けることも重要です。

【夕まづめに実績】

春イカの接岸条件としては、水温が16℃以上が必要です。シーズン初期は、太陽によって海が最も温まる時間帯である夕まづめに釣れる可能性が高まります。

【海藻は除去】

海藻がエギに絡まったら、必ずカンナから取り除きましょう。海藻が残っていると、エギの動きが不自然になります。使い古した歯ブラシを用意しておくと、掃除が簡単に行えます。

春イカのポイント

【藻場】

アオリイカはアマモやカジメなどの海藻の根元に産卵するため、その周辺が狙い目です。ただし、海藻の中を直接狙うと根掛かりが頻発する可能性があるため、注意が必要です。

【船道】

船道は、アオリイカが深場から浅場に上がる経路でもあります。船道の両サイドにあるカケアガリや、根や海藻が集まる場所は、一級の釣りポイントとなります。

【沈み根】

海藻が生えやすい根のある場所では、手前側のギリギリと両サイドを探るのがベストです。沖側は根掛かりのリスクが高まるので注意が必要です。偏光グラスを使って、海底の広がり方を確認しましょう。

夜の大型について

春の大型イカを狙うベテランたちの間で、静かに行われているのが夜エギングです。かつてエギングがブームになる前は、エギを使った岸釣りのアオリイカ釣りは冬の夜が主体でしたが、その時期や釣り方は多少変わっています。

なぜ春のイカは夜に釣れやすいのでしょうか?春のイカは水温が16度以上に上がり、産卵のために浅場に接岸してきます。昼間は主に産卵行動を行うため、エギに反応してもそれは外敵を排除する意味合いが強く、触腕でエギを弾き飛ばすことがあります。しかし、夜になるとイカの摂餌意識が高まり、エギをしっかりと獲物として認識し、捕まえようとするのです。つまり、夜の方がイカの活性が高いのです。

釣り方は、基本的に日中とそれほど変わりません。エギをしっかりと底まで届かせることが重要です。夜の釣りはミチイが見えにくいという難しさがありますが、産卵のためにアオリイカが活発になるのは満月周辺です。月明かりで海面に浮くミチイトが見えるはずなので、それを手がかりにエギの着底を判別しましょう。着底確認を怠ると、ヒット率が格段に下がってしまいます。 夜の釣りでは、「ステイ」と呼ばれるテクニックも非常に効果的です。これは、エギをシャクって若底した後に、数秒間エギを動かさずに置いておく方法です。一部の釣り人は1分間ほど放置することもあります。底に着く前にシャクリを開始するのではなく、確実に底に着いた後にシャクリを始めることが大切です。

夜の釣りは、磯だけでなく漁港でも危険が伴います。ライトと安全装備を持参し、大型アオリに臨む準備を整えましょう。

夜のイカを攻略

【大型狙い】

春の大型イカは、小魚やエビが活発に動き出す夕まずめ以降に摂餌を始めます。最も活性が高まるのは、潮止まり直前や潮が動き出すタイミングです。その時、小魚の跳ねや波など、何らかの兆候が観察されることが一般的です。

【実績のある場所を狙う】

実績のある釣り場では、地形が大きく変わらない限り、毎年イカが現れます。釣り場を選ぶ際に迷ったら、釣り場ガイド本や雑誌に掲載されている有名ポイントに入るのが良いでしょう。そして、釣れた場所の立ち位置や投げた方向などもしっかり覚えておきましょう。

【日中の下見】

夜に初めての場所に入る際は、足場の状態や水深、根の位置、潮の流れ方などがわからないため、危険があります。必ず昼間に下見を行うべきです。小魚の姿が確認できれば、釣りのチャンスもさらに広がります。

【狙いは夕方から】

シーズンの初めは、水温が適切に上昇する夕暮れから夜にかけてが良いタイミングです。季節が進むにつれて水温が上昇し、朝方にも狙い目が広がります。また、月が出ていると釣りがしやすく、イカの活性も高まります。

【やり取り】

大型のイカは、長いストロークで引っ張りますが、その動きは直線的です。根に絡まる心配はないので、ラインの張りを緩めずにファイトすれば良いでしょう。2kgを超えるサイズでも、リーダーは2.5号でも十分に対応できます。

秋は入門に最適な時期

秋は、小イカの活発なエサ取りが増える時期です。秋晴れの海へエギを投げ、ゆっくりとリールを巻くだけでも、エギに集まるイカの群れを見ることができます。

秋のアオリイカは、北海道や関東以北の太平洋岸を除けば、日本全国の海域で見られ、ポイントも多く存在します。春とは異なり、漁港内でも見られることがあり、釣りやすいでしょう。ただし、サイズは小型で、100g未満から最大でも1kg程度です。

狙うべきポイントは、カケアガリや根、石積み、潮目などです。港内であれば、係留船や水中のロープに注意しながら、周辺をチェックしてください。護岸やスロープなどでも見かけることがあります。

釣り方は、基本的なエギングを守ります。投げた後、エギを底まで沈めてからシャクっていきます。エギの周囲を注視しながら、イカの姿を探し、繰り返し動かして寄せていきます。イカが興味を示してついてきたら、エギを操作して食いつかせる、いわゆるサイトフィッシングです。

このサイトフィッシングは、9〜10月の穏やかな気候が適していますが、11月半ば以降は北風が強まり、海面が荒れることがあり、水中の様子がわかりにくくなるため、難しくなります。

秋は、夕暮れから夜にかけても良い釣果が期待できますが、日中のサイトフィッシングもぜひ試してみてください。

秋イカのの攻略法

秋の釣りの楽しみは、アオリイカの反応を見ながら次のアプローチを考えることです。ただし、釣り人とイカの距離はできるだけ遠くを保つべきです。イカが釣り人を見ているかどうかを気にする距離が、釣りやすさの鍵となります。

【スミは警戒信号】

イカのスミは、他のイカに危険を知らせる役割があります。例えば、群れが密集している場所でイカを釣り上げ、スミを吐かれると、他のイカが警戒して逃げ出すことがあります。そのため、イカを狙う際には、できるだけ足元付近や潮下から順にアプローチすると、影響を最小限に抑えることができます。

秋イカのポイント

【堤防先端】

潮通しが良く、アオリイカの餌となる小魚が集まる可能性が高い場所を探しましょう。特に潮目が近くにあれば、その周辺も積極的に狙うべきです。広い範囲を探って、適切なポイントを見つけましょう。

【小磯】

週末になると堤防は家族連れでにぎわいますが、アクセスが良くても小さい磯になると一気に釣り人が減ります。渡船を利用する沖磯も狙い目ですが、そちらは本格的な装備が必要です。

【漁港内】

波が穏やかな漁港内でも、秋にはイカが入っています。係船やブイの陰を狙い、そこを一通り探ったら、粘らず次の漁港へ移動するのが釣果を伸ばすコツです。

見えないイカ釣りはエギングの醍醐味

秋のイカ釣りでは、イカの動きを見ながら次の誘いを展開する「サイトフィッシング」が重要です。イカのエギへの反応は他の魚とは異なり、そのユニークな動きを観察しながら興奮を味わえます。これが、昼間のエギングの醍醐味です。

ますます迫ってくる見えるイカを掛ける方法を解説しましょう。まず、エギを沈め、シャクって引き上げ、テンションフォールを繰り返します。足元までついてくるもののなかなか掛からない場合は、エギを取り上げて再度誘いをかけます。

イカの位置を確認し、沖側に投げるのがコツです。できるだけイカの真上に着水しないように心がけ、5メートル以上離れたところに投げます。距離が近い場合は、アンダーハンドキャストで精密に着水させるのが効果的です。高い位置からのオーバーヘッドキャストだと、着水時のインパクトが大きくなる傾向があります。

エギが着水したら、エギを適切な高さまで引き上げ、掛かりがなければシャクって誘い、再び底まで沈めます。シャクリの際にはエギが水面から飛び出さないように注意してください。

もしイカがエギに興味を示して近づいてきそうなら、竿を沖に向けてミチイトを張り、エギを動かしてみましょう。イカがエギにアタックする瞬間を見計らってアワせるのは、少し待つことが大事です。イカとエギが密着した瞬間にアワせると、イカがスッポ抜ける可能性があるので、イカがエギをしっかり抱いて走ったらロッドを立ててアワせましょう。

エギにアタックすることができない場合は、エギを交換するのも1つの方法です。サイズを変えたり、カラーパターンを変えてみたりして、さまざまなアプローチを試してみましょう。しかし、何を試してもイカが掛からない場合は、別の場所に移動して新しいポイントでの釣りを楽しんでください。

見えないイカの誘い方

秋のイカは浮きがちですが、それでもエギを海底まで沈めるのが基本です。海底はイカがエサを追い詰めるための重要な捕食場所であり、エギが海底に到達することで、イカの注意を引き付けることができます。ただし、イカの反応によっては、エギを沈めながら途中でシャクり直すことも効果的です。これらの微妙なニュアンスは、実際にイカとのやり取りを通じて経験を積んで身につけていくことが重要です。

タックルの再確認

本当に快適な環境でのエギングは稀です。春や晩秋は風が強く吹く日が多く、釣行日が曇りや雨なら水中が見づらく、サイトフィッシングが難しくなります。しかし、これらの自然条件を知恵と技術、経験で克服することが釣りの醍醐味です。さらに、これらのハードルはほとんどが適切な道具を使うことで克服できます。テクニックは時間をかけて磨かなければなりませんが、道具を使い始めると、その効果をすぐに実感できます。

その中でもエギングを行う場合、必須アイテムとして挙げられるのがPEラインです。PEラインは伸度が少ないため、シャクリの動きがエギにダイレクトに伝わり、高い感度を提供します。また、比重が軽く素材的には風に弱い部分もありますが、高い強度を持つため、細い号数を使うことができ、風や流れの影響を受けにくくなります。一般的には、0.6〜0.8号の細いものが使いやすいです。PEラインが細いため根掛かりしやすいと心配されるかもしれませんが、実際には細いラインは潮や風の影響を受けにくく、根掛かりを予測しやすい特性があります。

さらに、偏光グラスも重要です。これにより、根やロープが見えるため、攻撃的に釣りを行うことができ、根掛かりのリスクも軽減されます。また、偏光グラスは紫外線から目を保護する役割も果たします。

風が強い時の対策

【ラインを極細にする】

エギングでは、PEラインの使用が一般的です。特に、細いラインの方が風や潮の影響を受けにくいため、0.6〜0.8号程度の細さが使いやすいとされています。しかし、強度も考慮しなければならないので、適切な太さを選ぶことが重要です。

【ラインを水につける】

PEラインは比重が軽いため、投げた際に空中で浮きやすく、風に流されることがあります。そのため、投げた直後にフェザーリングで仆ふけを取り、すぐに水面に落とすことが重要です。

【エギを重くする】

横風によって流される場合、エギのサイズを変更したくない場合は、ディープタイプに交換することが有効です。重さが増すことで、エギの踏ん張りが効き、流されにくくなります。

参考・参照元:日本の魚釣り、参考文献:「エギング」のとい言葉を生み出したエギングのトップメーカー、ヤマシタから石田哲也氏、上田隼人氏の講義「実践的テクニック」より、さかな・釣り検索

まとめ

自分が行く場所や狙い方に合わせて最適な道具のセッティングができれば、エギングの名手に一歩近づくことができるでしょう。

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