【堤防・磯(小磯)】|投げ釣りで釣るカワハギ釣り

alt属性 さかな釣り

カワハギは沖釣りでは周年釣れますが、堤防や磯(小磯)では、産卵のため浅場に来ます。産卵後はしばらくとどまる夏から秋にかけて釣りシーズンとなります。釣り方には投げ釣りとノベ竿釣り、沖釣りがありますがここでは、投げ釣りの方法をご紹介します。

出典:写真AC

カワハギの特徴

カワハギは、日本周辺の海域に分布し、太平洋や日本海に生息します。体長は一般的に15センチから30センチほどで、最大で50センチに達することもあります。カワハギは岩礁やサンゴ礁などの海底に生息し、岩の隙間や砂地に穴を掘って生活します。その特徴的な外観と独特の生態から、観察対象としても人気があります。

カワハギは秋から冬にかけて荒食いをします。特にシーズン当初で大型を狙いやすい時期は6月と12月です。身がおいしいのは夏ですが、特に海のフォアグラとも呼ばれる肝(肝臓)が大きくなる晩秋から冬にかけてシーズンは過熱します。

投げ釣り

投げ釣りにはルアー釣りと虫エサを使った方法があります。

【ルアー釣りの場合をご紹介します。】

カワハギの投げ釣りに使う基本的な仕掛けは、ハリス(リーダー)、針、ウェイト(沈めるための重り)、そしてルアー(餌)です。

ハリス(リーダー)の準備

ハリスは、細身ナイロンまたはフロロカーボンの釣り糸で作ります。 通常、カワハギ釣りには約30センチから60センチの長さのハリスが使われます。

針の選択

カワハギ釣りには、小さな針が適しています。サイズ6からサイズ12の針が一般的です。針には、ワーム、エビ、カニなどのルアーを静かにするためのループが付いていることが多いです。

重量の取り付け

ハリスの反対側に、ウェイト(沈めるための重り)を取り付けます。ウェイトは、海底に沈めるために必要です。ウェイトのサイズは、潮の流れや状況に応じて調整することがあります。

ルアーの装着

針に、カワハギが大好きなルアーを取り付けます。カワハギは一般的にワームや小さなエビ、カニの形をしたルアーに反応します。ルアーを針に通し、しっかりと固定します。

釣り竿とリールの使用

仕掛けを釣り竿に取り付け、リールを使って仕掛けを海底に沈めます。カワハギは海底に潜っていることが多いため、底付近で仕掛けを保ちましょう。

釣り方の動画です。

【虫エサを使う場合の仕掛け】

本格的な投げ釣りのスタイルで狙う場合は、一般的なポイントでは標準負荷30号(適合オモリ25~35号)前後の投げ竿で、長さ4~4.2mのものを用意しましょう。

根がきつい場所では、胴付き仕掛けを使う近投の釣りになるので、食い込みを重視して、もう少し軟らかい標準負荷の23~25号の投げ竿が使いやすいです。

仕掛け図は下記を参考にして下さい。

「リール」

リールは、通常の投げ釣りスタイルでしたら、遠投しやすい投げ専用リールが好ましいです。海底に根が少なく、手持ちで海底のオモリをサビキながら狙う場合にはドラグがなくてもかまいませんが、置き竿で狙う場合はドラグ付きのリールを使い、ドラグフリーにしてアタリを待つ方が釣果は伸びます。

根掛かりがつきものですので替えスプールは準備しておきましょう。

磯竿で竿下を狙う場合は、両軸リールを用意しておくとカワハギの活性が高いときに落とし込んでいる途中で出るアタリを取ることができるので釣果が伸びます。

「ミチイト」

ミチイトはPEの1.5号を標準に、根掛かりが少ないポイント、あるいは遠投が必要なポイントであれば1号程度まで下げます。逆に根掛かりが多いポイントでは2号程度まで上げるとよいでしょう。根掛かりが多いところでは、チカライトのコストを抑えるために、船用PEミチイトの6号程度を、10~15mに切って使うといいでしょう。

「ハリ」

根のきつい場所や仕掛けをサビきながら釣る場合は、ハリ先がネムっていて根掛かりを回避しやすいハゲバリを使います。ハゲバリはカワハギが最も吸い込みしやすいハリですが、アタリがあった時にしっかりとアワセを入れて、口の外に引っ張りださないとハリ掛かりはしません。このハリを使う時は、竿を手に持ち、集中して掛に行く必要があります。

ネガカリが少ない場所や置き竿では、ある程度向こう合わせが効くように、丸セイゴや早掛け(狐型)のタイプのハリを使った方がいいです。

左がハゲバリ、中央と右がカワハギ専用の早掛け系バリ

「ハリス」

フロロカーボンの2.5~3号使います。

「吹き流し仕掛けについて」

この場合は、幹イトはフロロカーボンの4号程度で60cm程度の長さを用意します。先端は、先から30cmほどの所にハリスをつないで2本針の仕掛けにします。エダスの長さは3~4cmです。カワハギは好奇心が旺盛ですのでビーズなどの装飾品を使うと有効です。

注意したい点は、装飾品を使うことでキタマクラやベラなどのエサ取りを呼んでしまうので状況に応じて使いわけが必要です。 

「テンビン」

一般的には、L字型の遊動テンビンが使われますが、やや根が掛かりしやすい為、湘南テンビンタイプの、海底でアームが真っすぐになる方が使いやすいです。中でも工房浦安の「スーパーシグナル」のように、オモリが完全に遊動するタイプは、食い込みがいいですのでお勧めです。

「胴付き仕掛けについて」

胴付き仕掛けは、根がきつく遠投できない場所を狙う時に使います。幹イトの部分が通常のチカライトを兼ねる為、キャストで切れないように十分に強いもので作ります。軽く投げる場合でしたら6号でもいいですが、、ある程度強くキャストすることも考慮してフロロカーボンの8号を標準としましょう。

これに、吹き流し仕掛け用に用意しておいたイト付きハリスを結んで、枝間15~30cm、エダスの長さ3~4cmで2本針とします。

海底からあまりエサが離れない方が食いはいいですが、反面、根掛かりが増えますので下バリからオモリまでは、根が掛かりの状況を見ながら10~30cmで調整します。

オモリの接続部は投げ切れを防止するためにスナップサルカンを使います。

「エサ」

船釣りではアサリが一般的ですが、投げ釣りでは集魚力のあるムシエサを使うのが一般的です。中でもイワイソメ(マムシ、ホンムシ)がよく使われます。

アサリのむき身はそのままつけてもカワハギに取られてしまいますので、2~3cm位に切って通し差しするのがセオリーです。

メインは集魚力の高いイワイソメですが、エサ取りが多い場合は匂いを抑える意味でアオイソメやマムシを使います。

以上が基本的なカワハギの投げ釣りの釣り方です。 釣り場や状況によって微調整が必​​要かもしれません。

投げ釣りのポイント

基本となるポイントは下記の画像を参考にして下さい。

カワハギのポイントは、ある程度水深があって、根と砂底が混在している場所がベストです。足場の高いところから偏光グラスで海底を確認して。白く見える砂底と黒く見える根の混在している場所を探しましょう。

具体的には、近くに砂浜がある磯場の沖は、遠投すると砂底の場合が多いので、始めはオモリだけ投げて海底を探り、釣りやすそうな場所を探します。また、背後に山が迫っているエリアには、水深があって好ポイントになる堤防が多いことも覚えておきましょう。

堤防まわりは消波ブロックや捨て石の際に魚は着きます。足場がフラットですから安全で快適に竿を出すことができ、沖のポイントを狙って遠投するのも都合がいいです。

これらの条件に、ある程度水深(10m前後)があり、適度な潮の流れがあればベストです。

探り方も一工夫を・・・

仕掛けを投入したら、スプールをサミングして、イトふけを最小限に抑えます。オモリの沈下中も、手前に引っ張らない範囲で、ミチイトにブレーキをかけながら着底させます。カワハギは、沈下中からエサを追っているので、こうしておかないと着底後のアタリを逃すことになります。頻繁にエサが取られるようでしたら、着底直後にからアワセを入れてみましょう。

「砂底、ゴロタの場合」

砂底やゴロタでは、ズルズルと一定の速度で仕掛けをサビくのが基本の探り方です。引く速さは1mを4~5秒かけるイメージで、活性に応じて調整します。この時、ミチイトを張ったり緩めたりすると、緩めた隙にアタリが取れず、カワハギにエサだけ取られてしまうので、海の状況が許せば、リールを巻くだけの操作で仕掛けをサビく、いわゆる「リールサビキ」で、ミチイトを一定に保つように引き続けるといいです。

「根がきつい場合」

サビきながら、途中オモリに違和感を感じたら、すぐに竿をあおってオモリを浮かせ、根をかわすことも大切です。慣れるまでは、魚のアタリと区別しづらいですが、仕掛けを引きながら根掛かりをかわせるかどうかがカワハギ釣りの釣果につながり、また重要なテクニックでもあります。

仕掛けを引くと根掛かりするようなポイントでは、仕掛けの上昇する動きと、半円を描いて沈むオモリの軌道が誘いになります。着底した瞬間にアタリが出ることも多い。オモリを止めておく間は、2~3秒か基本ですが、長く置いた方がカワハギの反応がよいともあります。胴付き仕掛けを使う場合も同様な誘い方をします。

カワハギの堤防、磯での釣り方のまとめ

カワハギの堤防、磯での釣り方についてまとめますと下記のようになります。

  • カワハギ釣りの基本は、底を探ることです。カワハギは底付近にいることが多いため、底を探ることが重要です。
  • エサはアオムシやオキアミボイルなどを中心に使います。いずれもハリに付ける際は、ハリ先が出るようにして刺します。
  • ハリにエサを付けたら、サオ下に仕掛けを垂らします。オモリ着底後は底をトントンとたたく感じで誘っていきます。
  • アタリは穂先にコツンコツンと現れます。エサ取り名人の異名を持つだけに、魚信は小さいです。そこでそっと持ち上げ、少し重さを感じたら、手首を返す程度にアワセを入れます。
  • 魚がサオにのったら、リールを巻きます。無理なポンピングはせずに、テンションをかけたままゆっくりと巻き上げます。
  • 魚が水面を割ったら、そっと抜き上げます。大型の場合はタモを使うこともあります。

大型のカワハギが釣れる場所での注意点

大型が釣れる有名なポイントは、得てして極端に根がきつかったり、ひときわ遠方が要求されるところが多い。

投げ釣りで狙うカワハギは、根周りの釣りですので根が掛かりは仕方がないことですが、自分の技術を超えた難度の高いポイントでは何度も根が掛かりさせて仕掛けを海底に残してくることは厳に慎みましょう。

仕掛けを海底に残すことは魚も寄り付かなくなりますし、ほかの釣り人の仕掛けに絡む原因にもなります。また、絡むことでより多くの根掛かりを誘う原因にもなりますし、その結果ポイントが潰れる原因にもなります。

このような場所で釣りをする場合は無理をせず、釣り場や攻め方を変えるか、その場所に精通したベテランの教えを仰ぐよにしましょう。

捌き方、料理

捌き方

料理

Rakutenレシピを参考にしてみて下さい。

まとめ

このサイトでは投げ釣りについて書いていますが、特に投げ釣りのポイント、探り方の工夫(砂底、ゴロタの場合根がきつい場合)などが重要です。参考にしてみて下さい。

参考・参照元:日本の魚釣り、さかな釣り検索、魚大図鑑

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