堤防、磯で釣るボラ釣り

alt属性 さかな釣り

ボラ釣りといえば、砂浜で釣る「風船釣り」、汽水域で釣る「カットウ釣り」、堤防、磯で釣る「ウキフカセ釣り」、堤防で釣る「フライフィッシング」の4通りありますね。一度にはご紹介できませんので今回は、堤防、磯で釣る「ウキフカセ釣り」を解説します。

出典:写真AC

棲息、特徴

棲息地は北海道オホーツク沿岸から日本各地に分布し、体長は平均すると50cm前後が多いといわれています。最大で60cmになるともいわれています。

釣り期は周年ですが、最盛期は夏場から秋口だといわれます。食味について言えば、10月から翌1月が脂がのっていてとても美味しくいただけます。この時期のボラは俗に「寒ボラ」と呼ばれます。また、卵巣は「カラスミ」にされます。

「からすみ」とは、ボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたものです。漢字では「唐墨」と書き、これはからすみの形が唐(中国)から伝わってきた墨に似ていたことが由来となっています。日本では長崎産のものが有名ですが、イタリアのサルデーニャ島や台湾などでも作られています。
原料となるボラの卵巣は貴重で手に入りにくいためからすみは高級食材といわれており、日本ではからすみ、ウニ、コノワタの3つが「三大珍味」と呼ばれてきました。しかし、現在ではボラの卵巣だけでなく、サバやサワラ、タラなどの卵巣を塩漬けにしたものもからすみとして出回っています。

からすみには深い旨みとコク、味わいがあり、味は「海のチーズ」と表現されることもあります。適度な塩辛さとやさしい甘さもあり、後を引くおいしさはお酒のおつまみとして人気です。魚卵から作られるからすみは見た目がたらこに似ていて、色も茶褐色や深いオレンジのものが一般的です。
からすみは2つが仲良く寄り添っているように見えることから、縁起物として結婚式の引き出物などで贈られることもあります。

出典: delishkitchen.tv

産卵期は10月~翌1月で、黒潮または対馬暖流の影響を直接受ける岩礁性海岸に群れをなして産卵する。

特徴は下記の通りです。

ボラの特徴 細長い体に平たい頭、口はやや小さく顔の横についた大きな脂瞼の目は、冬になると周囲に脂肪がつき白濁した状態になるのが特徴です。 ボラは、体長が同じくらいの個体同士で群れて泳ぎ、海面上に飛び出ることもあります。

出典: www.google.com

また、成長するにつれて呼び名が変わります。

オボコ➡イナ➡ボラ➡トドと変わる出世魚です。

釣り方

ボラ釣りの仕掛け

ボラは、大型になるほどパワー、スピード、持久力をもっています。このようなボラを釣るにはこれに対処できる強めのサオが必要になります。

また、リールについてですが、急な引き込みにも対応できるドラグ付きレバーリールを使われた方がいいかもしれません。

遠矢ウキ

遠矢ウキには3種類あります。

左から紹介します。

  • チヌSP300ー8(浮力体長さ30cm、浮力サイズB)
  • 中央は、チヌSP400ー8(浮力体の長さ40cm、浮力サイズが3B・4B・5B)
  • 右は超遠投小(浮力体の長さ45cm、浮力サイズ、4B・5B・6B

3種ともボディの太さが8mmとなっていて、潮乗りのよさと、ヘラウキ並みの感度のよさを持っています。

誘導サルカン

チヌ釣りでもグレ釣りにも使われる「遠矢スベイル」ですが、この「遠矢スベイル」の特徴はウキ留めイトのみで留まるように加工して環に絶妙の曲がりを付けることで、仕掛けの落ちをよくしたものです。

ストッパー

ゴム管は、シリコン製の方がずれなくていいです。これを留める仕掛けヨウジは市販のMサイズを多用されるようですが、家庭にある竹串とか、つまヨウジで代用できます。

ガン玉

ウキの浮力調整で、B~5Bを主に使います。ハリスに打つ場合は1号、3号、5号、7号、10号を使いますので携帯した方いいでしょう。

ハリス

ハリスは1.2~1.5号を使います。根ずれなどが少ない港まわりでは、硬く張りのあるカーボンより、柔らかいナイロンの方がボラのエサの吸い込みにはいいです。

ハリ

チヌバリを使います。ハリの大きさは付けエサに合わせて0.5~1号を使います。

装備品

バッカンとかヒシャック、エサ箱、水汲みバケツ、クーラーボックスの竿掛け、玉網などがあればいいでしょう。

玉網は、岸壁が高い場合がありますので柄の長さは5.4mは欲しいです。玉枠は40cm以上あればいいです。

エサについて

小バリに小さいエビをつけるのが基本です。ハリよりサシエが大きいとハリ掛かりが悪くなります。また、コマセの粒より大きいと警戒されます。

※オキアミは時間がたつと身が柔らくなりますよね、こんな時、砂糖にコマセを漬けると身が透明になりかたく締まってきます。理由は比重がアップするからだそうです。

ハリの刺し方

刺し方には3通りあります。

【尻尾を切って通し刺し】


釣り始めはこのつけ方で、エサ取りなどの様子を探ります。

※尾ビレを取り、水の抵抗でオキアミが回転してハリスにヨリが掛からないようにします。

【頭を取って通し刺し】

最初の状態で全体がグシャグシャになっていたら、オキアミの頭を取って胴の部分だけ小さくつけるとす込みがよくなります。

【頭から通し刺し】

オキアミの頭だけ取られる状態が続いた時は、高カロリーで柔らかい頭の部分をボラが好んで吸っているので、頭から通し刺ししたほうがいいでしょう。

コマセの作り方

  • コマセは、チヌパワーMPとチヌパワー日本海をベースとします。
  • 半解凍の状態のオキアミブロックは、端から踵で踏むと容易にくずれ、オキアミの粒と粒の間に空気が入るので解けるのが早くなります。
  • コマセの材料をバッカンに全体量の半分いれて海水を適量入れます。
  • 素手でしっかり混ぜ、その中に砂糖を半分入れます。
  • 最後に拳に体重を乗せてコマセをまんべんなく押しつぶして空気を抜きます。

ポイント

【堤防周り】

水温が上がっている夏場は、堤防の先端付近の潮通しのよい場所に大型のボラが集まります。

【岸壁のカケアガリ】

小~中型のボラは中層狙いでも数が出ます。大型はコマセの溜まりやすいカケアガリが狙い目です。

【流れ込み周辺】

淡水が流れ込む場所には、ボラが集まりやすいです。小~中型が多いですが、深みを探ると大型が狙えます。

【市場の前】

市場に水揚げされた魚のアラや血などが岸壁から流れ込むため、それを狙って大型ボラが集まります。

【スローブ周り】

スローブはボラが好むコケなどが豊富ですが、体を隠せない長浅場なので、少し沖目の深場を探りましょう。

【小磯周辺】

ボラが身を隠す場所が多い遠浅の小磯は、冬~春の晴れた日に水温が温まりやすくボラが居つきます。

狙いのタナが重要

ボラは見釣りができるほどの水面下から中層、ベタ底と釣れるタナが広いです。また、潮流の状況で釣れる筋やタナが変わってきます。上記のイラストを参考して釣果を上げてください。

アタリのパターンとアワセのタイミングのイラストも載せておきますので参考して下さい。

※ボラは吸っては吐いてを繰り返しながら捕食します。このことから、ボラは、「ツン」とウキのトップひと目盛り程度が入った瞬間をアワセないとエサを吐き出されてしまいます。小さなアタリでも見逃さないようにして即アワセを入れることが重要です。

ボラのさばき方、料理

クックパッドでボラの料理を公開されています。参考にして下さい。

引用元:さかな・釣り検索、日本の釣り、さかな大図鑑

まとめ

ボラ釣りについてご紹介しました。

仕掛けはクロダイやチヌのように気を使うほどではありませんが、パワフルな引き、スピード、持久力を兼ね備えたボラを釣る人にとっては心躍らせるものがあります。

ボラには日本三大珍味であるカラスミや珍味・ボラのへそなどがあり、いまだに珍重されています。

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