EPubに画像を入れる方法はいろいろあります。有料のものもありますが、中には「でんでんエディターで使用頻度の高いタグ一覧」で![](photo.jpg)を使って画像を入れる方法もあります。
挿入は簡単
![](photo.jpg)の仕方はjpg画像をコピーしてサイズ編集し、フォルダーに保存します。後は原稿に![](photo.jpg)を記入して、アップロード。
最後に、KPFファイルに変換・・・・
問題点
![](photo.jpgを使う際、わからない点がありました。画像サイズの大きさです。どこを調べてもEPub原稿に貼る画像サイズについて書かれているところはありません。KBPサポートに尋ねたところ下記の画像サイズの情報を入手できました。
画像サイズは横幅1200×縦幅1920ピクセルを推奨
画像の編集~KPFファイルに変換まで
画像サイズの調整は、Windowsパソコンに標準装備されている「ペイント」ソフトでカンタンに行なうことができます。
1)実際にしてみましょう。
- ペイントを開き、開くからjpg画像を選択します
- サイズ変更と傾斜(Ctrl+W)を選択
- ポップ画面が出ますので、パーセント➡ピクセルにし、横幅を1200にします。垂直方向の欄は、「縦横比率を維持する」にチェックが入っていれば、自動的に適正な数値に変更されます。
- OKをクリック
- ファイルから上書き保存をクリックしてして保存
保存されているものは、「photo.jpg」となっています。新しいフォルダーを作って画像を入れ、枚数があれば、番号を振って「photo1.jpg」「photo2.jpg」「photo3.jpg」・・・とします。
2)次に原稿に画像を入れてみます。
最初に前準備として下記のようにします。
※「photo1.jpg」は半角英数字で離さない事
書き方は、![画像挿入の方法1](photo1.jpg)で、画像挿入の方法1は無視して
![](photo1.jpg)とします。
- 原稿に画像を入れるところに![](photo1.jpg)を入れます。
- 同じように画像を入れるところに![](photo2.jpg)
- 続いて画像を入れるところに![](photo3.jpg)・・・
- 画像名はわかりやすい名前に変更してもいいですし変更しなくてもいいです。
3)でんでんコンバーターへのアップロードですが、テキストデータと画像データを同時にアップロードします。
でんでんコンバータを選択し、「アップロードしてね」の下にあるファイル選択をクリックします。新しいフォルダーが表示されますので、そこでテキストデータと画像データを範囲指定します。範囲指定しますと全体が選択されますので開くをクリックします。
これでアップロードできました。後は情報(タイトル、作成名)とページ送り方向を入力してEpubに変換します。この後、EpubをPagina EPUB Checkerで確認します。OKでしたら「Kindle Previewer」を使って、KPFファイルがどのように電子書籍に表示されるか確認してください。
仮に、訂正箇所があれば訂正し、でんでんコンバータでEPUBに変換して、先程と同じようにして、よければKDPに出版してください。
Point
jpg画像を保存してEpubにどのように貼り付けるかがポイントになりますが、今回紹介している方法でも画像を貼り付けることができます。
ペイントで画像編集をして保存し、編集した画像をエディター内の画像を貼り付けるところに![](photo.jpg)に置き換え、後はでんでんコンバータを使いファイルを読み込み、アップロードするだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?作業内容は見出しの「画像の編集~KPFファイルに変換まで」で書いていますが、この流れですることで容易にできます。
電子書籍で原稿内の画像の挿入でお困りでしたら、是非参考にしてみて下さい。