一般的に知られている方法はクエン酸を使う方法、重曹を使う方法が知らています。水垢にはウロコ状の水垢、白い粉末状の水垢があり、また、皮脂が混じった水垢などがあります。それぞれ落とし方が違いますのでわかりやすく説明します。
ポイント
水垢の落とし方はクエン酸、重曹がよく知られています。どちらも同じ効果はありますが、クエン酸は石鹸カスには有効ですし、重曹は皮脂が混じった水垢に対しては有効です。それぞれ長所短所はありますので使う場所によって使い分けされたら良いでしょう。
水垢の原因
ウロコ状の水垢➡水道水の中のミネラル成分が乾燥したもの
- 水道水に含まれるカルシウムやケイ素、マグネシウムなどのミネラル成分が原因
- ウロコ状の水垢はアルカリ性のため、反対の性質を持つ酸性の洗剤を使って汚れを中和するのが効果的
白い粉末状の水垢➡石鹸カスと水道水の中のミネラルが結合したもの
- シャンプーや石鹸カスと水道水の中のマグネシウムなどが結合したもので、ベタつきや黒ずみの原因
- 白い粉末状の水垢は酸性のため、落とす際はアルカリ性の洗剤が効果的
掃除の手順
クエン酸水・酢水を使う方法
- クエン酸水・酢水をボトルに入れる
- ガラスや水回りなど、水垢が気になる場所にクエン酸水・酢水を吹きかける
- そこにキッチンペーパーを貼り付け、キッチンペーパーにクエン酸水・酢水を浸み込ませる
- 1時間程度放置する
- 水垢が柔らかくなったことを確認し、スポンジなどでやさしくこすって水垢を落とす
※クエン酸水・酢水の作り方
- クエン酸翠➡クエン酸小さじ1、水をカップ1
- 酢水➡酢と水を1対1の割合
注意点として、酸で溶けるものには使わない事、鉄などの錆びるものには使わない事
ポットに付いた水垢の取り方
- ポットに規定量の水を入れクエン酸を40~50g入れ沸騰させた後、2~3時間放置
- その後水を捨てる
- 再度水を入れ沸騰させた状態で1時間放置
- 1時間放置後ポットの注ぎ口から流します。注ぎ口から流す理由は注ぎ口内のクエン酸を流すためです。
重曹を使う方法
『シンクについた水垢』
- 重曹50gと食器用洗剤50mlを入れて混ぜる
- ゴム手袋をした手で気になる箇所を軽い力で磨く
- 水で洗い流す
- 乾いたタオルで水気を拭き取る
『鏡付いた水垢』
- 水100mlに重曹小さじ1/2杯を混ぜる
- ボトルを振って重曹を溶かす
- 気になる水垢に吹きかけ、キッチンペーパーを貼り付ける。
- 5分ほど置き、キッチンペーパーを外してしっかり洗い流す
- 乾いたキッチンペーパーで拭き取る
※クエン酸と重曹を混ぜると中和してしまい、効果が薄れてしまいます。
重曹で使ってはいけない物
- イグサ・ラグマット
- アルミ製、調理器具
- 漆器
- 皮革
- 大理石
- フローリング
まとめのポイント
水垢は、水道をよく使う浴室内「蛇口周り、鏡、シンク」、台所のシンク周り、ポットの中などがよくつきます。水垢が付けば簡単には落ちません。水垢を付かせない方法は水を使った後、必ず水滴を取り乾拭きをすることです。
まとめ
水をつかうところでは水垢はつきます。毎日の手入れができればいいのですが、なかなかできません。水垢はこびりつくと取れません。取り方はクエン酸や重曹を使いますが、使用する場所によって液の作り方が違います。ここでは浴室内、洗面、シンクまわりなどの掃除の仕方を紹介しています。
引用元:重曹・セスキ掃除術、shufuse、生活情報お役立ちナビ、LA-ARCHITECTS