忙しい時にしなければいけない事があるとウンザリしますね。こんな時、iPadの「Siri」を使ってみてはいかがでしょうか?なぜなら、「検索」「時間」を設定すると、素早く対応してくれるからです。
設定方法
Siriを設定する
初めてiPhoneを設定するときにSiriを設定しなかった場合は、「設定」 >「Siriと検索」と選択してから、以下のいずれかの操作を行います:
- 声でSiriを起動したい場合: 「“Hey Siri”を聞き取る」をオンにします。
- ボタンでSiriを起動したい場合: 「サイドボタンを押してSiriを使用」(Face IDを搭載したiPhoneの場合)または「ホームボタンを押してSiriを使用」(ホームボタンのあるiPhoneの場合)をオンにします。
Siriのほかの設定を変更する方法については、iPhoneでSiriの設定を変更するを参照してください。
声でSiriを起動する
声でSiriを起動すると、Siriは大きな声で応答します。
- 「Hey Siri」と話しかけてから、質問やリクエストをします。例えば、「Hey Siri、今日の天気は」または「Hey Siri、朝8時にアラームをセット」のように言います。
- 別の質問やリクエストをするには、もう一度「Hey Siri」と話しかけるか、 をタップします。
注記: iPhoneが「Hey Siri」に応答しないようにするには、iPhoneの画面を下にして置くか、「設定」 >「Siriと検索」と選択してから、「“Hey Siri”を聞き取る」をオフにします。
対応しているAirPodsを装着しているときに、「Hey Siri」と言ってSiriを起動することもできます。「AirPodsユーザガイド」の「Siriを設定する」を参照してください。
ボタンでSiriを起動する
ボタンでSiriを起動すると、iPhoneが消音モードになっている場合、Siriは無音で応答します。消音モードがオフのときは、Siriは大きな声で応答します。これを変更するには、Siriの応答方法を変更を参照してください。
- 次のいずれかを行います:
- Face IDを搭載したiPhoneの場合: サイドボタンを押さえたままにします。
- ホームボタンのあるiPhoneの場合: ホームボタンを押さえたままにします。
- EarPods: 中央のボタンまたは通話ボタンを押さえたままにします。
- CarPlay: ハンドルに付いた音声コマンドボタンを押さえたままにするか、CarPlayホーム画面のホームボタンをタッチして押さえたままにします。(Siriを使ってCarPlayを操作するを参照してください。)
- Siriアイズフリー: ハンドルに付いた音声コマンドボタンを押さえたままにします。
- Siriが表示されたら、質問やリクエストをします。例えば、「225の18%は?」や「3分のタイマーをセット」のように言います。
- 別の質問やリクエストをするには、 をタップします。
対応しているAirPodsをタッチしてSiriを起動することもできます。「AirPodsユーザガイド」の「Siriを設定する」を参照してください。
言ったことをSiriに理解されないときに訂正する
- リクエストを別の言い方で言う: をタップしてから、リクエストを別の言い方で言います。
- リクエストの一部をスペルアウトする: をタップしてから、Siriに理解されなかった単語をスペルアウトして再度リクエストします。例えば、人の名前のスペルを言ってから「に電話して」と言います。
- 送信する前にメッセージを変更する: 「変更して」と言います。
- リクエストをテキストで編集する: リクエストが画面上に表示されている場合は、そのリクエストを編集できます。リクエストをタップしてから、オンスクリーンキーボードを使用します。
Siriに話しかけるのではなくタイプ入力する
- 「設定」 >「アクセシビリティ」>「Siri」と選択してから、「Siriにタイプ入力」をオンにします。
- リクエストをタイプ入力するには、Siriを起動してから、キーボードおよびテキストフィールドを使って質問やリクエストをします
活用方法
「Siri」を呼び出すときは、「ヘイ !Siri」と話しかけると、いろいろな情報やアプリ操作をしてくれます。「今日の天気は?」や「ここから○○駅までの道順は?」、「○○をオンに」などと用件を話しかければ、「Siri」が各種処理を自動で実行してくれます。
また、「この曲は何?」といって曲名を調べたり、「アラームをすべて削除」と言って設定中のアラームを全削除したり、さらには「○時に○○を思いださせて」と言ってリマインダーに予定を登録したり、など一歩進んだ使い方も可能です。
音声入力例
- 3分後にタイマー➡時計のアプリのタイマーを3分間にセットしてスタートしてくれる。
- 新宿駅に行きたい➡目的駅を新宿駅にして、マップの経路検索を実行、ナビゲーションを実行する。
- カナダに行きたいを英語で➡「カナダに行きたい」を翻訳し、Siriが英語でしゃべってくれる。
- 24日に締切とリマインド➡リマインダーアプリを起動し、次の24日に「締切」とリマインド登録する。
- この曲は何?➡ラジオやテレビで今流れている曲をSiriに聞かせると、曲名を検索してくれる。
- 2450円を5人で割り勘➡2450円を5人で割り勘して、「1人当たり490円です」と結果をしべてくれる。
- 妻に電話➡最初は「妻」が誰だかわからないので、連絡の登録が必要。登録が済むと電話してくれるようになる。
- さようなら➡Siriを終了する。
便利機能
便利機能を紹介します。
「アラームを鳴らす。」
「○○後にタイマー」と言えばタイマーに早変わりしますし、「○○に起こして」と設定すれば時計代わりになります。
「iPadを探すという機能もあります。」
「ヘイ !Siri」で呼び出して「どこにいるの?」と話しかけると「ここにいますよ」と返事をしてくれます。
「インターネットを調べてくれます。」
「今日の番組表は?」とか「野球の結果は?」などの結果を聞いても答えてくれます。
「経路検索もしてくれます。」
「○○に〇時に行きたいと」と聞けば経路検索してくれますし、「コンビニを探して」と聞くと探してくれます。
「家族に連絡する」
連絡先にフリガナがふってあれば「○○さんの携帯に電話」で電話ができます。
家族の場合はiPadの連絡先に家族などの関係性を示す情報を登録しておきますと連絡ができるようになります。
「 iPadを触らずスピーカーで電話する」
「ヘイ!Siri」で「スピーカーで○○に電話」、「ハンズリーで○○に電話」ができます。
「流れている曲名を教えてもらう」
音楽が流れているときに「ヘイ!Siri」で「この曲名は?」と聞くと曲名を教えてくれます。
「予定をリマインドする」
忘れたくない用事などをリマインダーに登録ができます。
リマインダーの設定についてはリマインダーの説明書を調べて確認してください。
「アプリを起動」
「ラインを起動」とお願いすれば起動してくれます。
また、その他のアプリ(Wi-fiの起動、メモ、メッセージ、ダウンロード依頼)も同様に起動します。
「翻訳する」
翻訳ができるのは英語と中国語です。
訳文と発音もその場で教えてくれます。
例えば、
「NYに行きたい」を英語で、というと英語でしゃべってくれます。
「ショートカットの追加」
「ショートカット」アプリにショートカットを追加する方法
好きなタスクから呼び出せます。
例
1)「Yahooの乗換案内」で現在地から会社までのルート検索を実行する動作を「Siriショートカット」に登録
2)ルート検索結果画面に「このルートをSiriに登録」ボタンをタップして、音声コマンド(自宅に帰る)に設定。「Siri に追加」ボタンをタップ。
3)Siriを起動して先ほど登録した音声コマンドに話しかけると「Yahooの乗換案内」が起動しルートの検索が行われる。
まとめ
「Siri」を使いこなそう、を紹介しました。「Siri」の機能を読んでいただいてどうだったでしょう・・・多分、これほど完成度が高ければ、使わないのはもったいないと思われたのではないでしょうか?
【引用元】:iPad全操作使いこなしガイド、Apple公式サイト、iPad完全マニュアル2022、iPad 初期設定・使い方ガイド