アイナメ釣り完全ガイド|投げ釣り・ヘチ釣りの仕掛けとポイント、10月〜1月(1月強化)攻略

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投げ釣りとヘチ釣りのアイナメ情報を1本に統合。仕掛け・エサ・根掛かり対策・ポイントを整理し、10月〜1月、とくに1月終盤の狙い方(潮・海藻・待ち)も強化解説。

    1. まず知りたい:アイナメの棲息・特徴・分布・釣り期
      1. 棲息、特徴、分布(詳細)
      2. 棲息地・特徴・分布(概略/地域呼称)
    2. 釣り方の全体像:投げ釣り/ヘチ釣り/穴釣り/サグリ/ブラクリ
      1. 釣り方(全体導入)
      2. 「穴釣り」とは
      3. 「サグリ釣り」とは(探り釣り)
      4. 「ブラクリ釣り」とは
      5. 投げ釣り/ヘチ釣りの使い分け(結論)
    3. 投げ釣り編:仕掛けの基本と釣れる時期の考え方
      1. アイナメの投げ釣り仕掛け
    4. 投げ釣り編:忘れてはいけないポイント(狙いどころ)
      1. 投げ釣りで忘れてはいけないポイント
    5. 投げ釣り編:道具(サオ・リール・ライン)
      1. 仕掛けの道具
    6. 投げ釣り編:根掛かり対策(仕掛け3種+オモリ+ハリ+エサ)
      1. 根掛かりがしにくい仕掛け3種
    7. 投げ釣り編:ポイント(潮通しが命)
      1. ポイント
    8. 投げ釣り編:根の状況別の探り方(根掛かり回避の実践)
      1. 根掛かりが少ない釣り場の探り方
      2. 根がきつい場所の探り方
    9. ヘチ釣り編:フィールド(足元の一級ポイント)
      1. ヘチのフィールド
      2. 釣り場所の特徴
    10. ヘチ釣り編:仕掛け・道具(クロダイ用を代用)
      1. クロダイ用の仕掛けで代用(考え方)
      2. タックル(サオ・リール・ライン・ハリス・ハリ・ガン玉・エサ)
    11. ヘチ釣り編:装備品(安全・防寒・取り込み)
      1. 装備品
    12. ヘチ釣り編:ポイントと狙い方(底・沖の根・タナ)
      1. ポイント(ヘチ)
    13. 補足説明:置き竿・時合いの考え方
      1. 補足説明
    14. アイナメのさばき方・料理
    15. まとめ

アイナメは岩礁帯やテトラの隙間、堤防の基礎など“根まわり”に付く代表的なターゲットです。シーズンは10月〜翌1月で、最盛期は11〜12月。ただし1月は終盤になりやすい分、潮通しや根まわり、海藻周辺など「条件が揃う場所」を丁寧に拾うほど釣果が安定しやすくなります。本記事では、沖の根を広く探れる投げ釣りと、足元の一級ポイントを効率よく攻められるヘチ釣りを1本に統合。仕掛け・道具・エサ・探り方までまとめて解説します。

まず知りたい:アイナメの棲息・特徴・分布・釣り期

棲息、特徴、分布(詳細)

アイナメは、岩礁帯の底付近を好み、岩やテトラポットなどの隙間に身を潜めています。また、堤防や護岸の基礎部分についていることも多いです。

体色は黄色、赤褐色、紫褐色など個体変異が著しく、側線は5本あり、尾鰭(オビレ)後縁がへこむか直線状です。

釣り期は10月~翌1月がおもなシーズン、最盛期は11月~12月です。

1月は「最盛期の後半〜終盤」になりやすく、日によって活性差が出やすい時期です。浅場に残る個体と深場へ落ち始める個体が混在しやすいため、潮通しの良い場所・根まわり・海藻周辺など“条件が揃う所”を丁寧に拾うほど釣果が安定しやすくなります。

産卵は晩秋から冬で、オスが卵を保護します。しかし、他の個体の卵を好んで食べるため、エサとしてアイナメの卵を使う事もあります。

分布は北海道全沿岸から九州南岸までの日本海、東シナ海、太平洋沿岸、瀬戸内海です。

余談ですが、アイナメの日本記録は北海道の豊浦町の礼文華というところで72cmが釣れたというのが非公式でありました。二番目は1974年7月20日に宮城県女川町で釣れた62.0cmが釣れました。

冷たい水を好むアイナメは東北や北海道では周年釣れることができ、身近なターゲットとして人気が高いです。また、北に行くほど魚影は濃く、大型も多いのが特徴です。特に岩手県の三陸海岸や北海道では、50cmを超す大型もそれほど珍しくなく、60cmオーバーもモンスター級も望めるといいます。

こんな大きなアイナメを投げ釣りで、ぜひとも釣ってみたいものです。

アイナメと間違えやすいのがクジメです。アイナメより小ぶりで大きくても30cmどまりで、棲息地はアイナメと酷似し、同居していることもあります。見分け方は、アイナメは側線が複数あるのに対しクジメは1本しかありません。アイナメ同様クジメも美味しい魚ですので大きいものが釣れたら持ち帰り食べてみることをお勧めします。

クジメについて知りたい方は下記をご覧ください
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A1

棲息地・特徴・分布(概略/地域呼称)

これについてはアイナメの「投げ釣り」で説明しておりますが、こちらでは概略説明をします。
アイナメは、ガシラ(カサゴ)と似たような場所に棲息していますが、ガシラほどが外洋の海にはいません。

関西ではアブラメが通り名で、30cmを超えるものをポンと呼びます。
棲息地は、漁港、漁港の波止、埋め立て地の護岸、小漁港の石積み波止など、浅海で海藻や護岸の多い場所なら、たいてい棲息しています。

釣り方の全体像:投げ釣り/ヘチ釣り/穴釣り/サグリ/ブラクリ

釣り方(全体導入)

釣り方はガシラと同じように穴釣りでも釣れますが、もう少し長いサオを使ったサグリ釣りの方が面白いかもしれません。
ここで「穴釣り」、「サグリ釣り」、「ブラクリ釣り」の違いを解説します。

「穴釣り」とは

➡穴釣りとはその名の通り、テトラポッドや石畳の隙間に仕掛けを落として魚を釣る方法。

「サグリ釣り」とは(探り釣り)

エサを付けて、堤防の際に落とします。海底にオモリが着いたら、少し待ちます。糸フケを取って、2,3回竿を上下して誘いを入れます。オモリを少しだけ海底から浮かせた状態で、また待ちます。これを3回ほど繰り返し、アタリがなければ仕掛けを巻き上げ、1mほど横に移動し、また同じことを繰り返します。

「ブラクリ釣り」とは

➡わかりやすいですのでこちらをご覧ください。
https://umiduri-startguide.net/128

投げ釣り/ヘチ釣りの使い分け(結論)

釣り方は冒頭で紹介している3種類は主に防波堤で釣る方法です。他に、投げ釣りがあります。
沖の根まわりなどの広範囲を狙うのであれば投げ釣りが有利です。チョイ投げでしたらブラクリ釣り仕掛けが使いやすいです。しかし、堤防周りの一級ポイントであればヘチ釣りがもっとも効率がいいです。

投げ釣り編:仕掛けの基本と釣れる時期の考え方

アイナメの投げ釣り仕掛け

根掛かりが多い場所なので、仕掛けはシンプルな1本バリが基本となります。魚影の濃いところではハリスにビーズなどをセットして、エサの存在を目立たたせることが釣果のアップにつながります。

釣り期については上記に解説しましたが、一般にシーズンは秋~春にかけての寒い時期です。産卵のために浅場に入ってくるこの時期は、もっとも釣りやすい。産卵に入ると急に釣れなくなるが、カレイとは違い、まったく釣れなくなることはない。産卵後しばらく荒食いが見られ、その後深場に落ちます。

すべてのアイナメが深場に落ちるわけではなく、そのまま浅場に居つく個体も多く、季節外れに大型のアイナメを仕留めたという話は枚挙にいとまない。

地域によるが、5~6月にまとまって浅場に入ってくることがあるが、なぜこの時期に入ってくるのか不明ですが、釣り人にしてみればうれしい限りです。

投げ釣り編:忘れてはいけないポイント(狙いどころ)

投げ釣りで忘れてはいけないポイント

  • 岸から少し離れた場所を狙う。具体的には沖の沈み根や構造物、堤防なら基礎石との境、岩礁帯ならスポット的にある砂地やミゾといったところがポイント
  • 海藻が生い茂るようなところもポイント
  • 潮通しがいい所。産卵で浅場にやってくるアイナメを狙うわけですが、アイナメは産卵する際、親がきれいな海水を卵に当たるように、ヒレなどを使って水を送り続けながら孵化を見守るというのは有名な話です。水が滞留しない潮通しのいい場所が、きれいな水を卵にお送るために必須条件になります。つまり、地形的に条件がそろっていても、潮通しが悪ければ期待度は低くなります。

1月は特に、同じ釣り場でも「潮が動くタイミング」や「風・波で海が入れ替わる瞬間」で反応が変わることがあります。**潮通しが良い場所を軸にしつつ、沈み根の“きわ”や海藻の“切れ目”**など、変化が出る所を優先して狙うと組み立てやすいです。

投げ釣り編:道具(サオ・リール・ライン)

仕掛けの道具

【サオ】
サオはオモリ負荷25~30号クラスで、4m前後の投げ竿が一般的です。足元の障害物(足元に消波ブロックが入っていたり、ハエ根が伸びている場所など)があるところは少し長めのサオが取り回しがいいです。
ハエ根とは磯から沖に張り出している岩礁帯のことです。

【リール】
アイナメ釣りにはドラグ付きは必要ありませんが、外道で(カレイ、スズキ、クロダイ、マゴチ、マダイ)などが掛かることを視野に入れるとドラグ付きが重宝します。リールは下記のミチイトを150~200m巻けるものが適しています。

【ミチイト】
使うミチイトがナイロンなら5号前後、PEなら3号前後です。投げる場所が近ければ、ミチイトに直接仕掛けを装着しますが、遠投を要する場所ではミチイトの先端にチカラ糸を付けます。チカラ糸はミチイトがナイロンなら5➡12号のテーパーラインを使い、ミチイトがPE3号の場合は合わせるPEのテーパーラインがないので、PE5~6号を10mほど接続します。

【ナイロンイトのメリット】
ナイロンはミチイトに伸びがあるので、食い込みを重視したいときやサオ先が硬いサオを使うときにいいです。

【PEのメリット、デメリット】
PEは伸びが少なく細いため、遠投性能が高い。加えて感度がよく、海底の状況が手に取るようにわかるので、沈み根や敷石のきわなどタイトに攻めたいときに重宝します。
デメリットは伸びが少ないので、魚がエサをくわえるとサオ先の抵抗がそのまま伝わって違和感を覚えるため食い込みが悪いことがある。

投げ釣り編:根掛かり対策(仕掛け3種+オモリ+ハリ+エサ)

根掛かりがしにくい仕掛け3種

アイナメの投げ釣り仕掛けのイラストを見てください。

  • ジェットテンビンや浮き上がりが速いオモリに「海友堂/スーパーシグナルⅡ」などの直線状のテンビンを組み合わせた1本バリ仕掛け
  • 波や流れが穏やかで、根掛かりが少ないようなら、ひとつ目の仕掛けと同様のテンビンを用いて、吹き流しの2本バリ仕掛けにします。吹き流し仕掛けは市販で売られておりますが、アイナメ用は少ないのでカレイ用で流用します。
  • 波が高かったり、根がきつい(根掛かりが多い)場所では、胴付きタイプの仕掛けを使います。胴付きタイプの仕掛けは市販で売られ、アイナメ用と記されていれば失敗は少ない。

※市販の仕掛けは一般的な釣り場を想定して作られているため、ほかの釣り人が手を出さないような根の荒い場所を攻める必要があります。

オモリ

釣果を上げるには、根掛かり対策にオモリをウッドシンカー、「ギアラボ/Rockオモリ」などの根掛かりしにくいものにしたり、浮き上がらせの早い羽根つきのもにしたりして、本来オモリをセットするスナップから捨てイトを結び、根が掛かりを回避する工夫が必要があります。

オモリの号数は通常潮の流れや波の速さ、海藻の量などで決めますが、ポイントまでの距離を考えると20号程度で間に合います。波や流れで仕掛けが動いてしまうと根が掛かりが頻発する時はしっかりと留めることができる30号位が必要になることもあります。

冬~春にかけて海藻が繁茂する時期は海藻下にアイナメが潜むことが多く、オモリの重さで海藻を突破する必要があります。このようなときは30~40号の大きなオモリを使う事があります。
【追記挿入:ここ(海藻繁茂→30〜40号の直後)】
1月は海藻が絡みやすい日や、波・流れで仕掛けが動いて根掛かりが増える日もあります。まずは20号前後で底が取れるかを基準にし、動いてしまうなら30号で“留める”、海藻を突破したいなら**30〜40号で“通す”**という考え方で、現場で重さを調整すると失敗が減ります。

※オモリに「色を付ければ効果的」という話を効きますが、実際はあまり効果はありません。つけるのであれば発光体とか反射板を取り付けた方がよく、魚へのアピールをすることができ効果的です。

ハリ

ハリは丸セイゴやカレイバリを使います。
東北や北海道などでは魚の切り身やイカの内臓などのエサには懐の広い丸セイゴバリが使われ、虫エサを使う場合は軸の長い丸海津が使われます。軸の長い丸海津を使われる理由はエサを真っすぐに刺せるという理由によります。

エサ

アイナメは雑食性です。雑食性ゆえエサは何でもいいわけですが、一般的にアオイソメやコガネムシ(ウチワゴカイ)、イワイソメ(マムシ、本虫)です。中でも匂いの強いイワイソメがよく使われます。

地域によりエサへのこだわり、エサの特徴がありますので解説します。

  • 匂いの強い「イワイソメ」がなければアイナメ釣りに行かないといわれるくらいの特エサ
  • 塩漬けをされた「塩漬けマムシ」はエサ取りに、見切れしにくいため遠投に有利
  • 常盤や東北、北海道ではエラコが使われ、地元では「アイナメ殺し」とも言われている
  • その他、東北や北海道では、大型狙いにサンマやソウダガツオの切り身が使われる。

投げ釣り編:ポイント(潮通しが命)

ポイント

アイナメは岩礁帯の水底や、沈み根、障害物の多い場所にいます。重要なのは、潮通しのいい場所を探すことです。潮が通り、潮目が近くにできたようなエリアが期待度大です。大概、外洋に面する場所や湾の出入り口にある堤防や磯が狙い目となります。また、潮通しの良い沖磯や沖堤防も好ポイントです。逆に条件がそろっていても潮通しが悪ければアイナメが少なかったり、型が小さかったりします。

投げ釣り編:根の状況別の探り方(根掛かり回避の実践)

根掛かりが少ない釣り場の探り方

根掛かりが少ない場所では、吹き流しの仕掛けを使って、エサを投入し、着底を確認したら、オモリから伝わる振動を頼りに根のきわまでオモリを寄せ、仕掛けを止めて5分程アタリを待つのが基本的な釣り方です。
【追記挿入:ここ(5分待つの直後)】
1月は水温低下の影響で、追いが遅くなるように感じる場面もあります。こういう時ほど、むやみに動かし続けるより、根のきわで“留めて待つ”時間が効きやすいので、5分待つ動作を丁寧に行うのがコツになります。

アタリがなければ、根を回避させるため、サオをあおって仕掛けを跳ねあげて手前へ寄せますが、この、跳ね上げたエサが落下する動作がアイナメを誘います。仕掛けが着底したら、同じ動作を繰り返して手前へ探ります。

根がきつい場所の探り方

根がきつい場所では胴付き仕掛けで探ります。着底したら、オモリが大きくずれないように、そっとミチイトを軽く張って5分程アタリを待ちます。アタリがなければ仕掛けを回収して最初の投入した地点よりも先に仕掛けを投入して同じ動作を繰り返して手前から沖へポイントを広げるようにします。

同じラインを釣り続けると、手前は何度もオモリが通過するので、それだけ魚はプレッシャーを感じ、すれてきます。そのため、ポイント休める意味で時々まったく違った方向を狙うといいでしょう。

「※旧記事(投げ釣り/ヘチ釣り)は本記事に統合しました」

ヘチ釣り編:フィールド(足元の一級ポイント)

ヘチのフィールド

アイナメは根まわりを好む魚なので、周囲に捨て石があり、カキ殻などが堆積していれば棲息している可能性は高いです。ただ、アイナメは定着性が高い魚ですので、棲息域が荒れると数も型も出なくなります。そういう意味では、沖の堤防が、場荒れしないという理由でお勧めです。

大きいな漁港や地続きの堤防などでは、手づかずのポイントが必ずあります。特に、投げ釣りをする人が多い釣り場では、足元が全く攻められていない事もあるので、ほかの釣り人の邪魔にならないように気づかいつつ、探りましょう。

釣り場所の特徴

アイナメ釣りは、垂直の護岸や堤防が釣りやすく、水深2mほどの浅場で釣れることもありますが、5m以上ある方がアイナメが寄りつきやすく、人影などによって警戒されることがない。

消波ブロックが入っている場所は、魚影の濃さという点では、できるものの、ヘチ釣りで攻略するのは不可能で、この場合は磯サオで消波ブロックを狙うか、穴釣りスタイルで堤防と消波ブロックの間を探る方が効率が良いです。

逆にT字になっている堤防では、基礎部の先に仕掛けを落とすために「落とし込み用」や「前打ち用」などの長めのサオが必要になったり、仕掛けをキャストしなければいけなかったりします。

ヘチ釣り編:仕掛け・道具(クロダイ用を代用)

クロダイ用の仕掛けで代用(考え方)

アイナメ釣り用のヘチ釣りサオというものはないです。クロダイ狙いの人が冬に楽しむという傾向が強いです。ですので、クロダイ釣りで使っているタックルをそのまま併用している人がほとんどです。

クロダイのヘチ釣りと同様の仕掛けでいいわけですが、底狙いが中心になるので、オモリは重めにします。潮の流れが速い時は2~3個打ちます。タナを釣る時もイトを張ってアタリを待つので、オモリは同じ重さでいいです。海底にカキ殻などが多い釣り場では、ハリスを太めにして根掛かりに対応します。

タックル(サオ・リール・ライン・ハリス・ハリ・ガン玉・エサ)

【サオ】
操作性のよい全長2.4~3mのヘチ釣り専用サオが使われます。足が高い所では長めのサオが使いやすいです。クロダイのヘチ釣りではタナの微妙なアタリを取る必要があるため穂先の感度にこだわる人が多いですが、アイナメは底狙いが基本で、タナで釣る場合もクロダイほどあたりが繊細ではないので、どんなものでも対応できます。

【リール】
スプールの回転がスムーズなヘチ釣り専用のタイコリールを使います。大型とのやりとりする際には、ブレーキ付きが有利です。リール操作になれれば、ブレーキなしでも対応できるようになります。

【ミチイト】
ナイロン2号が標準だが、使うオモリが比較的重いので3号でも問題はないです。落とし込み用と銘打たれた、ヨレが入りにくく、スレに強いミチイトが理想です。一般的なナイロンラインでも対応可です。

【ハリス】
フロロカーボン1.2~1.5号を、矢引(80cm)~1ヒロ(1.5m)、小型サルカンを介してミチイトと結節します。障害物が多いところでは太めにしましょう。
矢引について: https://tsurinews.jp/104900/

【ハリ】
チヌバリの2.5~4号、もしくはセイゴバリの9~13号を使います。フトコロの狭いセイゴバリは、アイナメが吸い込みやすいのが利点です。

【ガン玉のセッティング】
アイナメ狙いの場合、ハリの上3cmほどの所にセットします。潮の流れが速い時は1~2cm間隔で2~3個取り付ける。

【エサ】
エサはイワイソメが好まれますが、安いアオイソメで十分です。他にモエビが使われると聞きますが、入手が困難です。

ヘチ釣り編:装備品(安全・防寒・取り込み)

装備品

沖堤防など、堤防上に水が被るような場所では、スパイク、もしくはフェルトスパイク底のシューズが安心です。アイナメ釣りは主に冬の釣りなので、防寒対策も怠らないよにしましょう。玉網は、腰ベルトに挟めるホルダーがついたもので、しまい寸法の短い振り出し式の玉網がベストです。枠径は45cm程度で柄の長さは釣り場の高さに合わせましょう。
【追記挿入:ここ(防寒の直後)】
1月は特に、風があるだけで体感温度が一気に下がりやすい時期です。釣りに集中するためにも説明どおり防寒と足元の滑り対策を優先し、沖堤防など水を被る場所では無理をしない判断も大切です。

【エサ箱】
クロダイのヘチ釣りと同じもので、腰ベルトが取り付けられるエサ箱が使いやすい。エサ箱はプラスチック製のものでもベルトから釣り下げるものなら問題ないです。

【救命胴衣】
救命胴衣なら何でもよいが、コンパクトになる自動膨張式がお勧めです。

ヘチ釣り編:ポイントと狙い方(底・沖の根・タナ)

ポイント(ヘチ)

【ヘチの底狙い】
多くの釣り場では、岸壁の際の底狙いだけで釣りになります。軽く根掛かりするような場所とかカキ殻などの障害物があるところを狙いましょう。
【追記挿入:ここ(底狙い説明の直後)】
1月はまずこの「際の底」を軸に組み立てると迷いにくいです。底にエサを留めた状態で糸を軽く張って待つ――この基本を丁寧にやり、反応が薄いときは**誘い幅を小さく(5〜10cm)**して“その場で食わせる”意識に寄せると組み立てやすくなります。

【沖の根回り】
沖めに根や障害物があれば、軽くキャストして探ってみるのも手です。障害物まわりにエサを留め、少し待ってアタリがなければ、手前を探ります。

【タナ(中層)で釣れるポイント】
穴が空いている岸壁や、際にカキ殻などがついているところは、アイナメが中層にいることがあります。クロダイ同様、タナ狙いが効果です。

  • クロダイのヘチ釣りと違い、底にエサを留めた状態で、ミチイトを軽く張ったままアタリを待つのがアイナメ狙いの基本です。
  • 着底はイトフケで確認しますが、着底の瞬間がわからなければ、確実に着底したと思えるまでまち、サオ先をゆっくり上げてミチイトを軽く張っておけばいいです。
  • 着底後は、上下に5~10cmほどエサを動かすつもりで軽く誘うことが効果的なことが多いです。
  • また、誘いの動作をすることで、そこが砂地なのか、カキ殻などの障害物があるのかどうかがわかります。
  • 障害物がある場所は、根掛かりが増える反面、アイナメがよりやすい好ポイントなので、根掛かりを怖れずにしつこく探ることが大切です。
  • 沖の根まわりを探るときも、ミチイトを軽く張った状態にし、軽く誘いを入れながら手前へゆっくりと探っていきます。
  • タナ釣りでは、ミチイトを張った状態でゆっくりと仕掛けを下ろし、時おり止めてアタリを待ちます。
  • タナでは、アタリがなければすぐにポイントを移動した方がいいです。

1月は「動かしすぎない」「待つべき所で待つ」が効きやすい時期です。底の際や障害物まわりで反応が出るなら、まずはそこを丁寧に。タナ狙いは“穴が空いた岸壁”など条件がある場所で手早く試し、反応がなければ早めに切り替えるとテンポが崩れません。

補足説明:置き竿・時合いの考え方

補足説明

置きサオでアタリを待つ釣り方があります。この場合、アタリがないからといってどんどん移動するのは逆効果です。

過去に実績があった所、あるいはここと見極めたところでアタリがなくても、しばらく時間をおいてまた同じポイントを探ってみると結果が出ることがあります。

その理由は、ポイントが日陰だったり、波が当たるようになったり、潮が動き始めたりして、アイナメの活性を上げる条件が加わることで、急に食いが上がったためです。

1月は特に、この「小さな条件変化」が釣果の差になりやすいです。アタリが遠いときほど、むやみに場所を捨てるより、潮が動き出す瞬間・波が当たり始めるタイミングに合わせて同じポイントをもう一度通す、という考え方が生きてきます。

下記も参考にしてみて下さい

アイナメのさばき方・料理

さばき方(捌き方)

料理

アイナメの料理方法をCOOKPADで紹介されいます。
https://cookpad.com/search/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%81

引用・参考元:

さかな大図鑑(釣りサンデー)、波止釣り教室(釣りサンデー)、さかな・釣り検索(つり人社)、日本の魚釣り

まとめ

アイナメ釣りは「潮通しの良い場所」「根掛かり前提の仕掛け工夫」「釣り方の使い分け」が釣果の軸です。沖の沈み根や構造物を広く探るなら投げ釣り、堤防周りの一級ポイントを効率よく拾うならヘチ釣りが有利。1月は最盛期後半〜終盤になりやすいため、底の際や障害物まわりで“留めて待つ”、潮が動き出す瞬間に同じポイントを通す、といった丁寧な組み立てが生きてきます。この記事の手順どおりに、投げ釣り/ヘチ釣りの両面から1月のアイナメを狙ってみてください。

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